暴走族 30過ぎてもやめられん 進む高齢化 19歳以下は半減
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050519-00000004-san-soci


大半はツーリングを楽しんでいる、とのことなので、なんか御幣のある
見出しだ。
「暴走族」って一生の趣味なのかと思ってしまった。


「イタイやつはいつまでもイタイ」という感想が先にたったが、
この記事に「カミナリ族」についてのリンクがあって、それを
見ると、少し違う見方もできる。


かいつまむと、戦後、バイクを買える裕福な家庭の若者がバイクで
暴走行為を行う集団を作ったのが「カミナリ族」。
以降、高度経済成長の中、バイクは庶民にも手が届くようになり、
「暴走集団」が庶民化した。
そして今は、大人が長く携わる趣味になった(?)。


まぁ、暴走行為が「趣味」かどうかは別として、バイクというものの
文化の広がりを示す、ひとつの例なのかもとか。


暴走行為でもなく、実用以外の「ツーリング」を楽しむ人口のこの
60年の変遷も知りたい。そうすれば大人の「趣味」としての密度も
語れそう。