曙橋
借り物で読破。
- 作者: 本田透
- 出版社/メーカー: 三才ブックス
- 発売日: 2005/03/12
- メディア: 単行本
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文体が疲れるが、オタク属性の高い自分としては共感する部分もあり。
ただ、結局、オタクを蔑視する「三次元女」、しかも「負け犬」だの「勝ち犬」だの
言ってる女性とその周辺に対する抗議となっている。
わかるんだけど、「オタクには愛がある。オタクを忌み嫌う負け犬女には愛がない」
というのは、まぁ、どっちもどっちかと。
結局、汚いものかのように扱われるオタクの不当さに対して、あとがきにある
非難されるべきは、愛のない恋愛、愛のないセックス、愛のない結婚、愛のない子作りをしている連中ではないのだろうか。
という部分に主張が集約されている希ガス。
「愛 = 萌え」という部分には共感しかねるところで、決定的に「普通の人」の
賛同を得られないのではないかと。