曙橋

Dowa2005-06-28


借り物で読破。

電波男

電波男

文体が疲れるが、オタク属性の高い自分としては共感する部分もあり。


ただ、結局、オタクを蔑視する「三次元女」、しかも「負け犬」だの「勝ち犬」だの
言ってる女性とその周辺に対する抗議となっている。
わかるんだけど、「オタクには愛がある。オタクを忌み嫌う負け犬女には愛がない」
というのは、まぁ、どっちもどっちかと。


結局、汚いものかのように扱われるオタクの不当さに対して、あとがきにある

非難されるべきは、愛のない恋愛、愛のないセックス、愛のない結婚、愛のない子作りをしている連中ではないのだろうか。


という部分に主張が集約されている希ガス


「愛 = 萌え」という部分には共感しかねるところで、決定的に「普通の人」の
賛同を得られないのではないかと。