向ヶ丘遊園

友人に頼まれて*1、プラモデルを作成中です。
年に１回作るかどうかですが、結構好きで、道具はそろえています。

プラモデルを作っていて思い出すのが、とある教師が「プラモデルは誰が作っても同じだ」
という言葉。

プラモデルが高尚な趣味とは言いませんが、明らかにプラモデルを触ったことがない人の
偏見に満ちた言葉です。

パーツをニッパーで切断し、カッターで余分なところを削り、必要ならパテで修正し、
ヤスリをかけ、ペーパーとコンパウンドで磨き、塗料を選び、調合し、何度かに分けて
塗り、組み合わせ、削って切って着けてを繰り返して作成します。

自分よりうまく作る人はたくさん居るでしょうけど、まったく同じものを作れる人は
世界中のどこにも居ないでしょう。
作ったものを上手に真似ることはできるでしょうが、それは「贋作」であって、
どんな制作物（美術品）にも存在します。

まぁ、幸いなことに「教師」をやったことはなく、またもっと幸いなことに
尊敬に値する教師にも人格を認められる教師にもめぐり合えたので、
「教師なんて誰にでもできる」とまでは言いませんが、こういうことを平気で言える
人間の神経を疑いますね。もっとも、そんな人間に「神経」があればの話しですが。

というようなことをちらりと思い出しつつ、作っているときは結構真剣にあれこれ
考えていて、それが楽しかったりします。
ただ、この時期、塗料や接着剤を使ったときの換気が厳しいぃ〜。さむいよぉー。

*1:というか自分から買って出たのが半分だが