青葉台

Dowa2007-01-29


雪が降りそうな天気でした。

土曜日のことです。
駅のホームでおじいさんに声をかけられ「私の書いた作文です」と折りたたまれた紙を渡されました。「時間があったら読んでください」といっておじいさん退場。

広げると、A3程度の比較的上質の紙で、なにやらワープロで印刷したような文章が印刷されています。
句読点がなく、句点が入るべきところはスペースが置かれてあります。

内容は、植物が実るのは雨風に耐え、日の光を浴びるおかげで、雨風のない日陰では植物が育たないように、人間もまた苦労に耐えて実るものがある、というような内容でした。
誤字や用語の乱れはなく、プロではないにしても文章は書き慣れた感じです。

が、なぜにわしに????

細菌テロとかだったらどうしよう、とかあとで思ったのですが、まぁ、それはそれ。

で、日曜にアーミーパンツぽいのを履いて、オレンジのフード付きブルゾンを着、フード付きのグレーのフリースパーカーを羽織ってサングラスをして、キックボードに乗って自宅前の坂を疾走していたら、おじさんが何か声をかけてきました。
スピードはあまり出さないようにセーブしていたのですが、「あぶない」とか言われたのかなと思い、軽く会釈したら「こんにちわ」とか後ろから呼び止めます。

仕方ないので坂を少し戻ると、住んでいる場所と名前を聞かれました。
自分から名乗らないのは無礼だと思いましたが、近所のおじさんが日曜の午前に散歩している、という風であまり威圧的でもなかったので、「この奥に住んでる岩崎です」とだけ答えて「で?そちらは、どなたですか?」と聞くと、「町内会の会長(?)」とか言います。声をかけたのは「見たことがない人だったから」だそうです。もう5年以上住んでるのに、いまさら・・・・。

集合住宅には回覧板とか回ってこないし、町内の付き合いはないんですよね。
週末とかゴミ掃除なんかしているようですが、声をかけられるわけでもないし、不都合もない。そもそも、日曜の朝からなんて参加できないこともあるし。

なんとかなればいいのですが、その件は置いておき、この週末はなぜかおじさんに声をかけられる不思議な週末でした。