追記

「たばこ売ってる会社だから仕方ない」という見解とか、JT自体が「分煙が社の方針だ」とか、ちょっと浅はかすぎないか?
前者はニヒルを気取ってるようにしか見えない。偽善者ですらない。


企業のコンプライアンスってそうじゃないでしょ?もちろん業績を上げるのは企業の第一目標だが、社会的貢献も重要。
それは、別に大金を出してやることばかりじゃない。戦略の中に十分練りこめるものだってある。つまりは企業の姿勢。


「社員は投票禁止か?」とかいうのもナンセンス。自社製品のユーザーの素行についての是非が問われているのに、なんで社員が投票していい理屈があるだろうか?(いけないとも言わないが、少なくとも推奨されない)
期待されるコンプライアンスとは、その結果によって全面禁煙となれば、どうやってその社会情勢に自社製品を合わせていくかの戦略を練ることでしょ?

百歩譲っても、そういう「工作」は裏でやるもので、開き直ったコメントを出すなんて言語道断。
水面下でちょっとばかり見苦しいことをしていても、顧客と社会に対しては体裁を整えるのが商人でしょうに。


たばこを売ってる企業だからこそこういうものには真摯に向き合わなければならないと思うんだけどねぇ。

ネットアンケートという形式の是非については、反省すべき点はあるだろうけど、「e-かなフレンズ」という試みは、手軽に行政に近づける(感じがする)という点では評価しているので、「ネットアンケート」ということだけで批判するのは早急に思う。
もともと、条例化の参考にする、程度にしか書いてなかったので位置づけとしても間違ってないし。

まぁ、不正がたやすくできることについては抜かりがあったとは思うが。