D&D3.5e『特攻野郎M(モンク)チーム!』
キャンペーンの参加者の日程がうまく揃わなかったため、参加できるメンツで行った鯛氏のネタ企画。
俺はリーダー ルミネセス。モンク/ファイター/ウィザード/パイアス・テンプラーのルーミ*1
素手攻撃とセーヴの名人。
俺の様な天才武術家でなけりゃあ、百戦錬磨のモンクどものリーダーは、つとまらん!
(PL/ずずず氏)
俺私はイレーネ。モンク/ローグ/ファイターの人間。
自慢の〈急所攻撃〉に、袋持ちはいちころさ!
〈はったり〉かまして《フェイント強化》からの隙作りで、いつでも《急所攻撃》して見せるぜ!
(PL/yuka氏)
よっ、おまちどう。
俺様こそショルター・ユシャクセイ。ソウルナイフ/モンク/ウォーマインドのゼフ*2だ!
サイオニックマインドブレード遣いとしての腕は天下一品。
半端? 電波? だから何?
(PL/ドワ)
オクアアモア・ナエウン。別名”マーモットを追いかける者”。
ドルイドのゴライアスで信仰呪文*3の天才だ!
モルデンカイネンでもぶん殴ってみせらあ!
でも非実体だけはかんべんな!
(PL/羽生響氏)
“拳ひとつでならした俺達モンク部隊は、(中略)俺達は、拳の通らぬ《ダメージ減少》にあえて挑戦する、頼りになる神出鬼没の鉄拳野郎Mチーム!”
Mチームの僧院に舞い込んだ依頼は、「ドワーフのミスリル坑道に救う化け物退治」。
金属製品ならなんでも錆させて食ってしまうタチのワルイやつららしい。
“そんじゃ、ま、『いつもの作戦』で行きますか。”
詳細は隠す。
事前の説明によると、坑道はメインシャフトと空気抜きの穴があり、9層(9本)の横穴を貫いている。
ミスリルの鉱脈を掘っているが、化け物がどこからか沸いて出て坑道を食い荒らしているらしい。
空気穴は機能しているらしいが、中型生物が通り抜けるにはきついとか。
ひとまずはメインシャフトから突入して、上(地面に近いほう)の坑道から順番につぶしていくことにする。
上のほうは坑道の奥にラスト・モンスター*4が鉱脈を食べあさってるので、ここぞとばかりに、素手打撃、マインドブレード、組み付き(え?)で潰していくと、下のほうでひときわでかいのが居る。どうやらフィーンディッシュテンプレ*5が乗った大型サイズのラスト・モンスターが2体。
空気穴から飛び出した中型ラスト・モンスターにちょっと驚かされながらもこれを叩き潰す。
やれやれと思っていると、そのあたりから空気穴が詰まっており、どうやら坑道の下の層にはガス(メタンガス)が充満している様子。
むむ。空気穴が活きてると思ったのですっかりうっかりガス対策はしてこなかった・・・・。
なんかしらんがルーミは「呼吸不要なんで・・・*6」とか意味のわからんことを言うし、ドルイドは「植物化するんで*7・・・・つかドルイドは毒受けないし」とか突飛なことを言うので、スロー・ポイズン*8をもらって下の坑道に移動。
坑道には何もないので空気穴を掃除して、コントロール・ウィンド*9で坑内を換気して一度外に出て様子見。翌日に再度アタックすると、ガスはまだ出ている様子。
仕方ないのでシャフトの一番下の水溜りを調べてみると、水面近くに水抜きの横穴を発見。
もー!水溜りは他に通じてないか、って事前に聞いたら「ただの水溜りだ」とかいってたじゃーん!
うそつきドワーフは、死んだらモラディンにひげを全部抜かれるだぞっっ!(今日から公式設定)
仕方ないので、ウォーター・ブリージング*10ももらって横穴をかがんで移動。
進むと反応ST判定を要求される。難易度23とか。
「[酸]のブレスです」
お?黒竜?
どうやらドーム状の空間が下にあるらしく、そこにドラゴンが居座っている様子。
想定外の攻撃だったので一時撤退し、翌日に呪文などを整えて再度アタック。
突入口はドームの天井部分の出口の穴。
つかまるものはなく、下は半球状のドームの床半分を覆う水面。
ドラゴンは床が見えているもう半分のところに座っている。
水面までの高さは30fということでマス・レジスト・エナジー[酸]*11をかけて落下。
わしのショルターだけは、タトゥーからボディ・イクィリブリアム*12を起動して<軽業>にて落下*13。
「水面は酸でした」とか言いながらダメージダイスをごろごろ振るDM。
ルミネセスが「あしーっど!」と叫んで知らせるが、もう飛び込むしかないので下から狙い撃ちされてる落下傘部隊よろしくどんどん落ちて酸の中に。
レジスト・エナジーのおかげで実際のダメージはそれほどでもないが、出鼻をくじかれた感じで戦闘開始。
ドラゴンがアシッド・フォッグ*14で視界をさえぎり、出てきたところに噛み付こうと霧の前で待ち構え。
酸の池から上がったPCがなんとかドラゴンに取り付くが、なんか黒くないぞ?こいつ。
超大型まで大きくなったら色が薄くなるのか?青っぽい。
はてなマークを飛ばしつつ、オクアアモアがだめもとで放ったランガー*15が出目良く効いてドラゴンの【筋】を10点も下げる。
さらにオクアアモアは組み付きでドラゴンともみ合い、その間に他のPCたちがけったり殴ったりするのだがなかなかに硬い。
そのうち組み付きから逃れたドラゴンは飛んで逃げドームの中空でホバリング。この巨体でなんという飛行性能。
どうもランガーの効果切れを待っているらしいので、ショルターが用意していたフライポーション2本をショルターとルミネセスで飲んでいざ空中戦。
しかしソウルナイフのBABではドラゴンのACがなかなか抜けないorz
オクアアモアのケルプ・ストランド*16の範囲内にドラゴンを誘うのがやっとで、あんまりにも攻撃が当たらないため、最後には無視されて機会攻撃の誘いにすら乗らない始末(T_T
オクアアモアがサモン・ネイチャーズ・アライ*17でアローホーク*18を召還。
こいつはなかなか痛い打撃を与えるが、ランガーの効果が切れたドラゴンは張り切ってアタックをかけてくる。イレーネが迎撃するが噛み付きでくわえられて残りHP2点という事態に。
アローホークの電撃は遠隔攻撃なので、ドラゴンを撃つと一定確率でイレーネに当たってしまう。
サイズ差を考慮したDMは「じゃあ10分の1の確率でいいよ」とのことなので、当たったかどうかを20面ダイスで2つの目をyukaに選んでもらって羽生氏が振ることに。
yuka「じゃあ1と20で」
羽生氏「おけ・・・・(コロコロ)・・・1」
ちょwwwwww
yuka「いやいや、HPは-10まで大丈夫だからwwww」
一同「だよね、だよね」
羽生氏「おけ・・・・(コロコロ)・・・・13点」
yuka「オーバーキルっす」
ちょwwwwww
酸の池に投げ捨てられるイレーネの死体。しかし、ドラゴンもかなり痛手は負っていたらしく、「穴掘り移動」で地面の下に消えて逃走。
しばし警戒するが戻ってくる気配はないので治療と捜索。
するとドラゴンの宝の山(錆の山?)の下に、下に続く大きな穴が。
リソースもなくてつらいので、ここで一度撤退し、イレーネ’を連れて翌日にまたアタック。
先にはさらに空洞があり、ドラゴンとなにやら粘体ぽいものがいる。
ジュイブレクス*19のアスペクト*20らしい。
戦闘開始しばらくでオクアアモアの相棒の犬がジュイブレクスに飲みこまれ、徐々に締め付けられるダメージ。
パーティは涙を呑んでドラゴンを集中攻撃するが、これがなかなか当たらない。
オクアアモアがここで一発逆転のアースエレメンタルを召還し、ドラゴン戦に参戦させる。
これで状況が逆転してドラゴン沈没。
ドルイド組み付きでジュイブレクスから犬を絞り出し(?)、ジュイブレクスを集中攻撃。
最後はマインドブレードの一撃でなんとかジュイブレクスを落として終了でした。
事前に、空気穴のモンスターの行き来、換気の懸念、水溜りの先、とそれとなくシナリオの仕掛けには目が行っていたものの詰めが甘いというかガスや水溜り対策ができてなくて歯がゆい思いをしました。
サイキック・フリーダム・オブ・ムーブメントとボディ・イクィリブリアム、ポーション・オブ・フライは悪くない選択だったんだけどねぇ。
ドラゴンの正体は「ラスト・ドラゴン」ってことでしたが、そんなの初耳だった。。。。
それは読めないT_T
*1:「モンスター・マニュアルIII」掲載の来訪者。首が肩の上に浮いてて無毛な人型の何か
*2:「サイオニクス・ハンドブック」掲載の人型生物
*4:金属を錆びさせて食べるイヤなやつ。昔は尻尾の先がプロペラの飛べないミスタータケコプターだった
*5:モンスターを変質(強大化)させることができるルール。「フィーンディッシュ」はチョイワルぽい変質
*6:呼吸はできるが不必要とか。“電波”はわしのPC3枠ではなかったのか・・・
*7:プラント・ボディ。信仰呪文
*8:信仰呪文。毒に対する完全耐性を得る。。。。少なくとも効果時間内は
*9:信仰呪文。風が吹く。以上
*10:信仰呪文。水中でも呼吸ができる
*11:信仰呪文。特定のエネルギーからのダメージを一定数防ぐ。この場合は[酸]ダメージをほぼ防いでしまう
*12:サイキック・パワー。固体、液体面で体を沈み込ませることなく移動できる。落下ダメージを半減
*13:判定に成功すれば落下ダメージを10f分減らせる
*14:秘術呪文。酸の霧。痛いし視界をさえぎる
*15:信仰呪文。【筋】を下げる
*16:信仰呪文。海草が沸いて出て対象に組み付く。組み付くのは「怪僧」ではない
*17:信仰呪文。動物を呼び出す。レベルに応じて強いクリーチャを呼べる
*18:飛行完璧な鳥状生物。口から遠隔接触の電撃ビームを発射。ドルイドファンネル
*19:悪属性の神様。粘体とか・・・・まぁ、粘体とか
*20:神の分身とか投影みたいなもん?神本体よりずっと弱いけど、それでもまぁ神様の力の片鱗なので侮れん