青葉台

Dowa2008-02-05


道の雪はだいぶ溶けて足元はもう大丈夫ですが、植え込みのような日陰にはまだ雪が残っています。

近所の子供が作ったと思しき笑った顔の雪だるまは、昨日の時点で笑いながら崩れかかってましたが、今朝はすっかり泥雪の塊になってしまいました。


小田急線が大幅なダイヤの乱れで、出勤時にめちゃ混み。
まぁ、時間には余裕があるのであせりませんが、2本ほど見送ってもあまり混み具合はかわらなかったので、仕方なく満員電車に突入しました。

成城でタバコ臭いスーツの男性と、生臭い(おそらく生理中の)女性が入ってきて逃げ場がなくてとほほーと思ってたら、しばらくして女性がかばんの中身を取るような動作でごそごそ。さらに少しして、いきなり振り向いてわしの手を掴んで「ちょっと!痴漢!」とか言い出しましたよ。


体の前で両手でかばんを持っていたのでわしの手の甲が女性のお尻か腰に当たっていたようなのですが、わしが手袋をさしていたので女性のほうも「あれ?」って感じでわしと目が合い、わしもよほどきょとんとした顔をしてたのか、すぐに手を離して隣の臭いスーツの男性を睨みました。でも、多分その人もシロ。


すみません、もなくまた向こうを向いてしまったのでわしか隣の人を疑ってるのだと思いますが、あとになって冷や汗をかきました。
あれで「あなたでしょ!」とか決め付けられてたらわしの一生終わってるやん・・・


朝は余裕を持って駅始発の電車を利用して満員電車は避けるようにしていますし、帰宅時などに乗るときも気をつけてはいるつもりですが、今回は成城学園前でぎゅぎゅっと詰め込まれて動けなかったんですよね。
一度詰め込まれたら逆に下手に動けないし、手袋してるしかばん持ってるだけなので油断してました。


生理中で車内の温度も高かったこともあって女性もイライラしていたのでしょうけど、痴漢の冤罪はほんとに怖いです。おそらく、あの車内にいた人で痴漢じゃないと確信してるのはわしだけだし、この話を聞いた人にだって、「とかいいつつやったんじゃねーの?」とか思わないとも限りません。
どんなに気をつけても、一度疑われたら潔白を証明する手段がまったくないのですから。


そのあとは、もう人の迷惑考えずにぎゅうぎゅう押しながらすこし離れたところのつり革まで行ってそれを持って手を上げて、かばんを持った手もなるべくその女性から離してました。
いっそどこに立ってもつり革掴んで手を上げられるように、車内の天井一面につり革付けてくれればいいのに・・・。


P.S
あ。逆に、実際に痴漢行為があったかどうかにかかわらず「痴漢をした(された)」と確信できるのも被害者(かもしれない)の女性だけなのか。
痴漢って犯罪は思ったより厄介だな・・・・。

ちなみに今朝はダイヤ乱れのため女性専用車両は実施されていませんでした。女性にとって気の毒なのか、わしにとって気の毒なのかはわかりませんが。