青葉台

Dowa2009-07-09

蒸し暑っ。


リイド社「乱」が最近ちょっとすごい。
「乱」「乱twins」がそれぞれ月刊の時代劇コミック誌ですが、最新号の「乱」がカラーかつここだけ厚手の紙を使って「鬼平」の江戸マップを収録。
これが時代劇ファンには結構うれしいものですが、台割をあわせてちょうど中綴製本の真ん中の部分にこのページが来るようになっている。

どういうことかというと、雑誌を綴じているホッチキスがちょうどこのページの中央を境にして製本されているということ。

つまり、厚手の紙のページをキレイに真ん中で開けるだけでなく、ここを綴じている針金をはずせば、見開きの冊子になるということです。
もちろんもっとお金のかかる方法で綴じこむことはできますが、1本の連載漫画をわざわざ今号だけPart1、Part2に分けたりして台割調整したところが地味にいい。実にいい。


しかも、今週「乱 増刊」が刊行されたのですが、これが「劇画特化の時代劇コミック」。
もうね。いまやアニメ絵じゃないと誰も手に取らないこの世の中で、よくまぁ「劇画特化」なんか企画したもんだと思うが、リイド社がさいとうたかおのための出版社だと思えばよそでは出来ないことなんでしょう。


さらにこれが隔月刊行とか。
「乱」始まったな。でも時代劇コミックはブレイクはしないだろうねぇ。。。