〈白羽山〉を中心にした連続企画:第7回 九層地獄でパラディンと握手!

長い船旅を終え、我らが<デーモンウィング>号が碇を降ろしたのは、氷山に囲まれた大河の真ん中であった。

ここは地獄の第5層(だっけ?)。デヴィルたちがうごめく悪の巣窟。
目に映るのは冷たく鋭い氷の大地ばかり。

ネヘオド寺院ごと地獄に転移されたクリサンドラル卿の遺体と参列者達を奪還・救出するために、PC一行がついにこの死地に足を踏み入れたのだ!

疾風”のウォルフ(人間):マーシャル/ソーサラー/スウィフトブレード:PL/ id:taxfree (ヒロベ)氏
ザローニン(人間):ウォーブレイド/ソードセイジ/ローニン:PL/ id:ruwind
マリス(人間):力術ドメイン・ウィザード/スペルシーフ/スペルウォープ・スナイパー/アージェント・サヴァーント/フェイト・スピナー:PL/羽生氏
イレーネ(人間):クレリック/レイディアント・サーヴァント・オヴ・ペイロア/コンバット・メディック:PL/yuka氏
ロンタン・ソノワッキー(オカマ):ローグ/レンジャー/ダンジョン・デルヴァー:PL/わし

DMはid:Tirthika氏。


集合前にちょっと早く着いたので駅前のミスドで飲茶食ってたら5分遅刻(テヘッ


当日までの連絡では前衛のTerkさんの参加が不明でしたが、Twitterに「ゴムゴムのライダー」という謎のつぶやきを残していたので不参加でした(・、・)


<デーモンウィング>号のクルーは、停船させたあとに潜水球を準備して「潜水球の準備ができましたー」とのたまう。
前のオーナーのエミリコルの指示とのこと。

どうやらこれに乗って川下りしろということらしいが、地獄の川の水に触れると記憶喪失を引き起こすとか剣呑なことを言うので、ここはひとつアンパンマンになったつもりで慎重に潜水球の説明を聞く。


「大きさは内径10フィート。硬度は10でHPは、、、、」
「マテ。なんで破壊前提の設定項目があるのだ?」


かくして球体棺おけに片足をつっこんだところ、遠くの氷山の上でこちらを見ているクリーチャーを発見。デヴィルのようなのでディメンジョン・ドアでパーティごと移動して

「ナニ見とるんじゃ!ゴルァ!」

とデヴィルをボコる。有無を言わさず。ボコる。

それを見ていたもう1体のデヴィルが瞬間移動で逃げてしまうが、仕切りなおして川下りに出発しようとすると、セレルチャルなクリーチャーが現れて、ネヘオド寺院は氷河の下の要塞にあると良い残して消える。


川下りじゃなくて川潜り推奨らしい。


時間もないのでずんどこ潜る。でかいサメに歯型をつけられ、半漁人と立ち話をしつつ、川底の要塞入り口に到着。そのまま潜水球を進めると道が分岐している。

仕方ないのでロンタンのカーナビ「ファインド・ザ・パス*1」を起動。


ナビ子「目的地を設定してください」
ロンタン「ネヘオド寺院」
ナビ子「ナビゲーションを開始します」


ナビ子の指示に従って進むと広い空間に。
入ると排水され、どうやら潜水球の外に出られそうだが、ナビ子の矢印は部屋の壁の方を指しており、ドアのような開閉装置や開口部はない。

DMがニヤニヤしながらラウンドをカウントするので、壁にパス・ウォール*2で通路を作り壁を越えると後ろで注水が開始。あわてて穴を閉じる。


その後もナビ子ちゃん頼りでネヘオド寺院までの最短ルートをまっしぐら。

「レバーを操作してください。まず、真ん中のレバーを下げてください、、、」
「ドアの前で合言葉としてXXXXXXと言ってください」

という具合に、進む方向だけでなく、障害物となる扉の開閉装置の場所や操作方法、魔法で閉じられたドアの合言葉まで教えてくれるスグレ物。
待ち伏せるクリーチャーなどは感知できないが、罠なども教えてくれるのでずんどこ進めます。
具体的な目的地設定をしなければならないなどの使い勝手はあるものの、今回のように時間がなくなった状況ではたいへんに重宝。


ただし、ダンジョンにちりばめられた情報や一部のクリーチャーに寄り道せずに進むため、寺院がまだ無事なのか、何のために転移させられたのかなどの情報は皆目わからないまま。


それでも途中で、「あのパラディンは手ごわい」というような待機中(?)のデヴィルの会話を聞いたりし、なんとなく寺院はまだ無事な感じ。


そんなこんなでほんとうはあちこち触って痛い目をみたりしながら動かすであろう仕掛けなどもナビ子ちゃんに教えられ、途中に立ちはだかるクリーチャーもなぎ払いながら進む、進む。


そして、ついに我々は、ネヘオド寺院にたどり着いたのであるっ!!!


ナビ子「目的地です。ナビゲーションを終了します」



 台 無 し だ 。



で、寺院の前に居たのは、要塞に入る前に聞いていたアークデヴィルの「ゲリュオン」さん。
なんでもミノタウロスの信仰の対象になっているとかいうマッチョ。


正面突破で囲んでボコる。ボコる。ボコる。

ゲリュオンさん終了。どうも、情報にあったより弱いのでアスペクトか何かかもしれんが、ナビ子まかせでろくに情報を拾っていないPCには見当をつけるしか手段はなし!

ここで今回のセッションは終了でした。

次回から第3部突入とか。
時間的にはあまり残されていないハズですが、途中のデヴィルたちがウワサしていた「あのパラディンが手ごわい」的な情報が気になります。



そこで、ドワ的ネ甲展開を大予想!


転移してきたネヘオド寺院には多数の参列者が居た。そこには歴戦の勇者達も!
そして何らかの方法でクリサンドラル卿を蘇生、または魂を召還。

蘇ったクリサンドラル卿を筆頭に、ネヘオド寺院に立てこもる篭城戦を展開。


クリサンドラル「この風。この肌触りこそ戦場よ」


周囲を悪属性のデヴィルどもに囲まれ、10歳も20歳も若返ったかのように剣を振るうクリサンドラル。
寄せては返すデヴィルどもは片っ端からクリサンドラル卿の刃の露と散る!


手を焼いたデヴィルがネヘオド寺院を送り返そうとする。



クリサンドラル「だが、断る!」


そこにPC一行がひょっこり登場。


デヴィル「頼む。。。頼むからあの爺を連れて帰ってくれ!このままじゃここはほんとに地獄だ(泣」


泣いてすがるデヴィルの依頼を受けたわけではないが、PC一行がクリサンドラル卿を連れて物質界に帰って一件落着。


クリサンドラル「あー、楽しかった。。。。」


かくして満足げな笑みが浮かぶクリサンドラル卿の遺体を持ち帰り、卿の葬儀はしめやかに行われるのであった。。。。


イイハナシダナー(;▽;)

*1:信仰呪文。ダンジョン・デルヴァーの特殊能力。指定する場所までの最短かつ適切な経路がわかる

*2:秘術呪文。ダンジョン・デルヴァーの特殊能力。壁に一時的な穴をあける