冒険シナリオシリーズ7「鋼鉄城の主」〜第5回〜

PCたちは悪大帝インペラゴン閣下の画策の中核に踏み込んだ。
そこにはさまざまな種族の名工たちが、インペラゴンの悪の計画のための奴隷として働かされていた。

PCたちは彼らを解放し、物質界をインペラゴンの魔の手から護ることができるのか!?

バスター・ド・ヘラティック(ハーフエルフ):スワッシュバックラー/マーシャル/パラディン/チャンピオン・オヴ・コアロン・ラレシアン/レンジャー:ワイルド・プレインズ・アウトライダー:PL/ id:Tirthika

マイアリレス(ラプトラン):スピリット・シャーマン/スカイ・プレッジド:PL/ 羽生氏
ソーンダイク(人間):ウォーロック/ウォーメイジ/エルドリッチ・シーアージ:Pl/ id:GARGILL
チャオ(イルーミアン):コンテンプラティヴ/パラノースティック・アポスル/モンク/クレリック/セイクリッド・フィスト:PL/りゅうく氏
プー(ハーフリング):ウィザード/マスター・スペシャリスト:PL/ michi氏
ラスダル(ウィスパー・ノーム):ローグ/レンジャー/ファイター/シーフ・アクロバット:PL/ yuka氏


本日、午後8時すぎ、地獄の戦場アケロン第1層アヴァラス コリオラル1丁目 大字 鋼鉄城にて、自称“おれが、このオレサマこそが、アシャーダロンの血を引く多次元界一偉大な悪の帝王” インペラゴン(無職)が冒険者の一団により討伐されました。

調べによると、インペラゴン容疑者は営利目的で各地の鍛冶屋の魂を拉致・監禁し、数ヶ月に渡って不当な労働を強いていた疑いがもたれています。

取調べには素直に応じているものの

「バナナが欲しい。あと新鮮なオレンジジュースも。。。。つまり、オレサマは刀によって物質界を侵攻するつもりだったのだ!」

などと意味不明なことを口走っており、当局では余罪もあると見て追求を続けています。

なお、共犯とみられる住所不定ライジンとザルンクマーは現場から逃走し、当局ではその行方を追っています。


・・・・さて、次のニュースです。


最近、ライガス近辺で捨て鉄猫が急増し、ライガス市の「すぐやる課」では対応に苦慮しております。



一行はシンボルの扉をなんとか攻略し、騒音の響く地下に踏み込んだ。
そこには46人もの鍛冶屋がとらわれて働かされており、エイザーとブレードリングがその監督に当たっている。


さらに踏み込んだ先でシンボルを起動させてしまったラスダルが絶望するが(絶望のシンボル)、辛くもセーブを通したほかのメンバーが地下の鍛冶場に踊りこむ。

ドラゴンヌの強襲、エレメンタルの波状攻撃などをかいくぐり、とらわれた鍛冶屋たちの中にダルゲンディウムの姿を見つけた一行はことのあらましを聞きだす。

なんでも、インペラゴンは一振りの刀の修復を急がせており、鍛冶屋たちはそのために働かされているということ。


刀は遠い昔に火の元素界で作られたシミターで、伝説の戦においてすさまじい力を発揮したアーティファクト
その後、策略によって敵方に奪われてバラバラにされたのだが、インペラゴンがそれを集めてよみがえらせた刀の力で物質界を侵攻する計画があるらしい。


ウィッシュによって労働を強制されている鍛冶屋たちから完成間近の刀「ザ・ブレード・オブ・フェアリーマイト」を取りあげ、一行はインペラゴンのもとに強襲をかける。


くしくもインペラゴンはPCたちの強襲を予期し、大広間で侵入者達を迎え撃つ準備を整えていた。


インペラゴンと、協力者のピットフィーンド「ライジン」、インペラゴンに忠誠を誓う堕ちたトランペット・アルコン「ザラディアン」は、用意周到に待ち受けるが、罠として設置したシンボルを見抜かれ、黒いチューリップやら怪光線やらによりついにその野望を打ち砕かれるのであった。。。。


インペラゴンが倒れたことにろいライジンは逃走し、ソーサラーのザルンクマーは自室にて異変を察知。これもすかさず逃走する。
彼らがインペラゴンの計画を引き継ぐのか否かは、いまのところ知る者はいない。。。


もうすこし早く進むと思ったのですが、意外に進行に手間取ってしまい遅くなってしまいました。

前日にデータをきちんとチェックできなかった手落ちもありますが、ノパソで盤面の管理ができるのがDMだけだったので、すべてのプレイヤの手番で終始対応が必要だったのも結構な処理になったように思います。

うむ、プレイヤ側でもう1台クライアント使ってもらったほうがいいわ^^;<プレイヤのコマの移動などの管理


まぁ、しかしプロジェクタでのセッションも1つの形式をまとめたような気がします。

あとはコマにする画像を事前にプレイヤに送ってもらうか指定してもらい、それをマップに張り込むなどできれば、盤面で動かすコマへの認識が強化されそうです。


ともあれソコツなDMでしたがご参加ありがとうございました。

次回はいよいよ本シリーズの最終巻『迷える魂を喰らう者』に突入です。
プロジェクタセッションで進めたい気持ちもありましたが、羽生氏が「DMをやってもよいです」と言ってくれたのでプレイヤとして甘えさせていただきますw


足掛け3年にわたるキャンペーンもいよいよクライマックスです。