青葉台

Dowa2010-03-26

天気はすっきりとは回復せずに晴れ間がのぞいたり雨がふったりで不安定な様相。
それでもおおむね回復の傾向です。


街路樹のポプラの枝赤く染まり、若葉がぽつぽつと見え始めています。
都内では桜も咲き始めました。


打ち合わせで客先に出向き、また企画書をまとめなおしに・・・・orz

いや、企画自体は進行しているのですが変更箇所をいろいろと。
ステークホルダーの影響が強すぎてやりにくいわ。


帰りにタクシーを使ったのですが、車内が微妙にタバコ臭くてわずか15分ほどの乗車で車酔いしました。

子供の頃に車に弱かったのは、子供だったからということもあるでしょうけど車内がタバコ臭かったせいもあったんじゃないかと思う今日この頃。


その行き帰り、社の人と話していた話題で「最近は服が安くなって、クリーニングするより買い換えるほうがお得」とか。

和服でまったく逆行したことをしている身としては、それってどうなの、と思います。


昔は「布は肉」と思ってやたらにはさみを入れたりぞんざいに扱わなかったそうです。
破れたら縫いつなぎ、擦り切れたら布を当て、刺し子のような補強手法を駆使し、それでも傷んだらより小さい衣類として再生、最後にはぼろぼろの敷物やあて布、果ては肥料や燃料として使い尽くすのが先人たちのやり方でした。


工業製品が溢れている現在で、さすがに昔のような徹底したリユースとリサイクルを求めるほうが無理でしょうし、その必要もないでしょう。
普段着でも衣服として大きな損傷があれば着られないでしょうし、オシャレ着ならくたびれたものをいつまでも着ずに新しいものを求めればよいとは思います。


しかし、「衣類」という道具を、安いからメンテナンスもせずに使い捨てる、というものの在り方にはいささかの疑問を感じずにはいられません。


なんだかそれって逆に余裕がなさ過ぎる気がします。