D&D3.5e 冒険シリーズ『迷える魂を喰らう者』第1回

8連作シリーズをわしことドワがメインDMでまわそうという企画だったのですが、途中から「やったことがあるから」とか気のいいことを言う人々にすっかり甘えていたら、とうとう最終シナリオまで人にDMをやっていただくことになってひゃっはーな最終シナリオの第1回セッション。

快くDMを引き受けてくれたのは羽生響氏。

“PC1だっ!”バスター・ド・ヘラティック(ハーフエルフ):スワッシュバックラー/マーシャル/パラディン/チャンピオン・オヴ・コアロン・ラレシアン/レンジャー/ワイルド・プレインズ・アウトライダー/PL:id:Tirthika
“私が消えていないということは・・・”マーサ・カナリィ(ダイア・ライオン):動物/特別の乗騎/セレスチャル種テンプレート/PL:id:Tirthika
“面目躍如の大ダメージ!”プー(ハーフリング):ウィザード/マスター・スペシャリスト/michi氏
“ディスペルはサービス残業ゾーンダイク(人間):ウォーロック/ウォーメイジ/エルドリッチ・シーアージ/PL:id:GARGILL
“当たらない・・・orz”ラスダル(ウィスパー・ノーム):ローグ/レンジャー/ファイター/シーフ・アクロバット/PL:yuka氏
“殴れない・・・orz”ハルザウルド・ベガウスドワーフ):クレリック/ウォー・プリースト/PL:わし

18レベルになったちょーゆーめーベテラン冒険者一行が酒場で哲学について論じていると、今回、めでたくPC1に指定されたバスターが謎の意思セーブを要求される。


「飲みすぎじゃね?(げらげら」


と、しばらくの後に6本腕のチェーンを持った下半身ヘビ女が中空から登場。
カテザールと言う名のこの娘(?)は、デーモンとデビルのハーフという組成からして何者か良くわからん正体不明。。。。あ。シナリオライターに“僕らの呪いの合言葉「唯一にして絶対のブルース・R・コーデル」”の名が。


今回はこのヤンデレに散々な目に会う回でした。


ブリンクとなにやらやたらめったらなAC、呪文抵抗でこちらの攻撃が思うように当たらない上に、6回攻撃+しっぽ打撃つかみ攻撃付きとかいう強打者。


しかも、PC1のバスターを集中攻撃し、ラウンドあたり150点のダメージを叩いてるというシャレにならなさ。バスターが「痛いの痛いの半分とんでけ〜」の護符を持っているおかげでダメージを半分返すが非致傷ダメージにしかならない。


第1戦はヌルンというローグぽいNPC(男)の加勢により辛くもヤンデレカテ公を撃退するが、狙われた理由が良くわからない。


「うーむ、とりあえず、オヤジ!このテーブルに酒だ!」
と、倒れたテーブルと椅子を立てて飲み直しながら相談する一行。


加勢者ヌルンによると、カテ公は某デーモンロードの密使で、ヌルンはその対抗勢力の手先の者ということ。


「私の主人の詳細については・・・・禁則事項です」


すごくろくでもない所属なんだろうとは推測。
どうもカテ公の主人は何かの強大な力を入手せんがために動いており、その目的までの線状にバスターの身柄が必要らしい。
で、ヌルンの勢力はその強大な力の入手を阻止したい構え。


調査を進めると、「眠りのギルド」と「元素教会」という組織の名前が浮かんでくる。
その他、いくつかのキーワードなどからディッド(ディド)という古代のドルイドがドラゴンと戦った伝説がこの一件のキーを握っていると類推する。


「ディッド?あー、おれの先祖かも?」「な、な、なんだってー!」
と、バスターの今降ってきた忘れていた記憶がよみがえる!


早速、元素教会とやらがある森に出向いて、伝説の戦いにおいて、アシャーダロンというドラゴンがディッドによって致命的な一撃を受けて心臓を破壊されるが、デーモンを新しい心臓にすることで生きながらえ、衰弱しながらもまだどこかの次元に潜んでいるという情報を得る。

アシャーダロンはディッドの子孫に脅されるとしょんべんちびってびびるらしい(意訳)。要はそれで弱体化して倒せってことか。


とりあえず、「眠りのギルド」を目指すが、町に戻る途中でカテ公が襲来。
またまたなんとかグレータテレポートで逃亡せしめて撃退するが、こちらも有効打はないままで旗色は極めて悪い。

基本的にはバスター1人狙いなので、ちまちま治療するような呪文は切ってキャスティングを変更するわしのウォー・プリースト。ヒーラーじゃないんだけどね。


そして「眠りのギルド」に行くが、どうもまだフラグが立っていないのかギルド長は寝言で対応するだけで起きてきてくれない。つか、良く考えたら失礼なやっちゃなぁ。


細かい情報はいくつか得られるが、埒が明かないのでカテ公を返り討ちにして襲撃の危険だけは排しておこうということに。

カテ公待ちでうろうろしてるとお待ちかねで登場。


と、今度は回復呪文を飛ばしていたハルザウルドをまず狙い撃ち。そうきたか。
バスター支援に特化していたこともあってあっさりスタンされるが、今度はバスターの回復を受けてなんとか戦線復帰。

しかし、ピット・フィーンドが呼ばれてやってきたりでバスターがスタンの憂き目に会い、ついにカテ公にさらわれてしまう。


PC1がさらわれてしまった!



お し ま い













というわけにも行かないので、なんとか後を追うことに。なぜかスクライング呪文を使えるというヌルンがバスターの位置を特定し、町で購入したグレーターテレポートのスクロールをプーが使って囚われのバスターの元にジャンプ。

打撃力がない状態ではカテ公と対抗できないので、ヒットアンドウェイを狙うが果たして意思セーブの挙句に一行はなんだか変な部屋に飛ばされる。


かけたBuffをディスペルしてくる部屋から逃げ出そうとするが出入り口に2体のグラブレズゥが通せんぼ。


先のカテ公戦でつかみ攻撃を喰らったハルザウルドが対策していたフリーダム・オブ・ムーブメントがディスペルではがされ、初撃でグラブレズゥのパワー・ワード・スタンで麻痺とか・・・・orz

ともかく2体を退けた一行がドアを開けて中に飛び込むと、カテ公と鉄扉の向こうからバスターのうなり声が。


ウォール・オブ・ストーンでカテ公の視界と進路をさえぎり、鉄扉を壊してみんなで手を繋いでバスターにパータッチ。

テレポートで酒場に戻り、バスターにヒールをかけて回復し、ロープ・オブ・トリップで身を隠すものの追ってきたカテ公が「あばれちゃうぞ!」とか脅すのでバスターが<交渉>で時間稼ぎ。
この間に回復やらBuffやらで準備を整えていざカテ公戦へ。


起死回生のスペル・ヴァルナラビリティをダメージによる<精神集中>で呪文発動に失敗し、もー今回はいいとこなしのハルザウルドですよ。


ゾーンダイクがタッチ攻撃でのグレーター・ディスペル・マジックに成功してACを大幅に下げ、プーの40d6ダメージとかいう呪文がなんとか呪文抵抗を通してカテ公沈黙。

カテ公の居住区に乗り込んで乙女の日記やら持ち物を漁ってみると、どうもヌルンも剣呑な勢力であることが判明。パラディンのバスターとしてはヌルンと行動を共にすることはできないのでヌルンとは袂を分かって今回のセッションは終了でした。


次回は、フラグを立てたはずなので「眠りのギルド」で情報を得て、「迷える魂の砦」とやらに乗り込みアシャーダロンをぬっころして心臓を抉り出してくる簡単なお仕事です。

ハルザウルドは、術者レベル13の信仰呪文使いで、ヒールがセットできる6レベルスロットが2つと7レベルは1つ。
6レベルの領域呪文でもヒールをセットするとして、6レベルでのヒールが3発(7レベルスロット含まず)+《信仰呪文回復》で1回だけ6レベル呪文を回復できるのでヒール4発に加えてクラス特徴でマス・ヒールを1回使用できます。


でもね。

ほんとは、

・標準アクション:コメット・フォール
・移動アクション:リング・オブ・シーアージからコメット・フォールを空けてある6レベルスロットにインストール
・クイックン・ロッドでコメット・フォール
・次ラウンド:《信仰呪文回復》でコメット・フォール回復
・クイックン・ロッドでコメット・フォール

「はははは!みろ!戦場が瓦礫の山だ!」

とかやりたいのに。だってボク、ウォー・プリーストだから(´・ω・`)*1

*1:まぁ、流石にそりゃ夢過ぎる。。。がフレイム・ストライクならあるいは・・・