青葉台
昨夜はざっと夕立がありました。落雷で小田急線のダイヤが乱れ、井の頭線から下北沢の小田急線のホームを見たら人でごったがえし。
下北沢で降りずに明大前まで乗って京王線に乗り換え、稲田堤で南武線を利用して登戸から帰宅しました。
今日も強い日差しですが、風が少しあるのでここ数日間ではいくらか外を歩きやすい気がします。
それでも日差しの中を街路樹の木陰やビルの影から影へ渡り歩いていると、汗でぐしょぐしょになった衣類が不快でたまらなくなり、ざぶんと水に入りたいなぁと。
そこで唐突に郷里の河を思い出しました。
なんか生臭いプールの水や砂が舞い上がった生ぬるい海水浴場の海水などと違い、河の水は冷たくて重く、川底まで潜れば緑がかった透明が広がる清涼で寂寥で静寂な世界。
15分も浸かっていると凍える流れる水の冷たさが体をひんやりと保ち、水から上がっても一日中涼しく過ごせます。
子供の頃は、夏は起きてる時間の3分の1くらい水の中にいたんじゃないかと思うくらい毎日河に通ったものですが、最近は風呂を別にすれば先日ホテルのスパでプールに入った程度で水に入って涼をとるということから縁遠くなってしまいました。
身体を動かすからなのか、冷えたら川原の焼けた石の上で暖をとるからなのか、河で冷やした身体は芯までは冷え込まず、体表だけがほどよく冷えていた気がします。
河の水ですっかり油っけのなくなった肌にTシャツを着て、夜風に当たればエアコンがなくても充分に涼しく過ごせていました。
ああいう夏を、もう一度過ごしたいものです。