古座川町

Dowa2010-10-08

午前中に庭からパチリ。
晴れ間も出ていたのですが午後からはかなりの雨量と夕方には雷も光っていました。
夜にはひと段落しましたが、明日も天気は悪そうです。


串本町無量寺にある応挙芦雪館に行ってきました。両親も行ったことがないということだったので両親と一緒に。

伯母が無量寺の近くに在住なので、車を停めがてら挨拶に行き、先に美術館に行って来る旨を告げて徒歩でお寺に向かいました。狭い道を歩いていくとちゃんと駐車場もある無量寺には5分ほどの距離。

残念ながら龍虎図は名古屋の美術展に貸し出していたのですが、本堂にはレプリカがあり、これが良い出来なのに加えて裏面と配置が実際のものだったためかなり見ごたえのあるものでした。

美術展などで展示されてあるものはケースに入ってそれだけを横に並べているだけですが、実際のお寺の間取りに配置されたふすまは、光の加減や人の動線なども加味されたうえで構成されているので、まるで本堂の奥から躍り出てきたかのような迫力のある龍と虎の大パノラマ!

ここは一度は見るべき。必見。

その他、本堂の各間の襖絵も非常に楽しく、興味深いものでかなりいいものを堪能してきました。

その後、伯母さんを訪ねてお茶とお昼をごちそうになり、しかも先日亡くなったおじさんの着物までいただきました。もちろん仏壇には御礼を兼ねて手を合わせてきたのですが、実家に戻って広げてみると、3分の1はおじさんのお母さん(伯母さんのお姑さん)の着物だったというオチ。。。。

うーむ。面識はないのですがもうすでに故人で、かなり小柄な方だったようなのでゆかにも着られないだろうなぁ・・・・
ただし、浴衣(単衣?)は1枚、伯母さんのものなのか身丈の長いものあがあったのでこちらはゆかに土産にできそう。

夜はイガミ(ブダイ)の鍋物
鍋の中で豆腐よりもやわらかくなる旨みの濃厚な白身魚です。
小骨が多いのがタマにキズですがほろほろと口の中でとろけるような触感がたまらない。さらに皮の下のぷるぷるとしたゼラチン質と相まってこれがもううまいのなんの。
これでももっと寒い冬の時期のものが一番うまいらしく、「何を勘違いしてやがる?俺はまだ本気の旨みを出しちゃいなんだぜ?」みたいな。

鍋食べながら「なん・・・だと・・・?」的な夕食。当然最後はおじやで卍解