神泉
自宅近所でようやくセミの声を聞きました。ヒグラシは少し以前から鳴いていますがアブラゼミの声は初めて。でもまだ本格的ではない感じ。
カマキリの三令幼虫くらいのがたたたーっと走ったり、アゲハやビロウドコガネなど夏の虫はちらほら。ギンヤンマはまだ見かけません。
『水戸黄門』シリーズが終了するとか。
時代劇は作られなくなるんだろうなぁ。。。。今、DVDで『鬼平犯科帳』シリーズを見てますが、大河や単発ドラマは別とすればここまで骨太のものはもうなかなか出てこないのでしょう。
『御家人斬九郎』とか好きでした。きっちり終わったのも残念といえば残念ですが好ましい。
『三匹が斬る』シリーズもコミカルで勧善懲悪な筋立てなのに小道具や演出が意外に凝ってて見ごたえあり。ただし、あれはなんといっても役所広司さんの「千石」が良かったので彼の居ない第6シリーズはちょいとハズすとして。
もう少し遡ると『遠山の金さん』シリーズもハズせませんな。
金さんでやっぱりかっこよかったのは杉良太郎さん。杉良は子供の頃の再放送全盛期。
遊び人のときの無頼加減とお白州のお奉行ッ面の落差が一番良かった。
中村梅之助さんの金さんはわし的に次点。たぶん、杉良のほうをたくさん見てるというのもあるのでしょう。
あの優しげな金さん像はそれはそれで親しみやすいのですが。ただ、最後の一本締めは名調子として記憶に残ります。
ここで『銭形平次』シリーズに触れねば片手落ちです。
『銭形平次』といえばなんと言っても故大川橋蔵（2代目）*1。
あの股引姿の凛々しさは、まさに頼もしい「親分」。あのクールな二枚目からぐっと渋みが入った北大路欣也さんの平次も良かったけど、北大路平次は、真野あずささんが演じたお静が良かった記憶があります。つか真野あずささんが良かった。
『暴れん坊将軍』はシリーズ安定しすぎてて返ってこれという記憶がなく。
め組のキャストが入れ替わりで豪華でしたが、さすがに仮面ライダーはめ組に行かないんだろうな・・・
殺陣と血飛沫で記憶に残るのが『影の軍団』でしょう。
1話の千葉真一さんの目に矢が刺さる「むぅ！」ってシーンがすげー痛そうで覚えてます。
ばっさばっさと斬りあいがあって血が流れまくって壮絶な殺陣が多かったように思います。
殺陣で言えば『隠密同心』の殺陣は好きでした。刀の殺陣も迫力があったと思いますが、主人公（やっぱ杉良）が町人姿なので素手や相手の刀を奪ったり、その辺りのものを使ったりするのですがそれがすごかった。
あと、斜面などの足元の悪い地形や障害物を使った殺陣も満載だった気がします。ああいうのってロマン。
大河ドラマはあまり見てませんが、ほかにもいろいろと時代劇はあったと思います。
ぱっと思いつくだけでこれくらい出てくるし。
そういや『藤枝梅安』シリーズってあんまり見てないな。あれも渡辺兼さんのがかっこよかったな。故緒方拳のもいい感じですが、原作よりちょっと若くて線が細いビジュアルイメージでした。
なんだかまた見たいシリーズや見てないシリーズがいろいろ出てきそうです。
