世田谷

Dowa2012-07-05

ママチャリで毎日20kmは走ってるな。。。。
自転車乗る友だちの10km、20kmの輪行を「ほー、体力あるなー」とかヒトゴトで見てたけどそういや自転車が商売道具になるんだった。すっかりうっかりしてました。


風もべたべたとして蒸し暑い日でした。汗だらだらでもにっこり笑ってサービス、サービス。


「たいへんですね」「がんばってください」と仰ってくれる利用者さんやご家族の方が多くて励みになります。今は目の前のことを追いかけるのがやっとですが、なんとかモノにしたいですな。


しかし、ヘルパーの人数が思いのほか少ないのが正直なところです。
まったくの未経験でも長く続けてくれるアテがあれば良いのですが、なかなか続かなかったり残らないのも実情。
しかも最初に仕事を教えたりご利用先に1回は着いて行って回ることを考えれば、最低でもヘルパー2級、せめて家族等の介護経験などで基礎的なところができることがほぼ必須で、できればヘルパー経験がある人を採りたいのが現場の実際にもかかわらず、フルタイムで入れるヘルパーはあまりいないのでヘルパーの仕事はモザイクになりがちです。


そうなるとフルタイムでやりたい人が逆になかなか入れなかったり、ヘルパー側の“旨味”があまりないというのも現実です。
間が空くと収入が減るし、詰まり過ぎると移動がたいへんだし。


そこで時間給でのパートタイマーのヘルパーという形態もあるのですが、これも人数を増やしすぎると報酬枠からのロスができて事業所の経営に響きます。


実働に対して人員の配置に関するシステムにまったく遊びがないので常にカツカツなのが現実です。
本来あるべき「人員配置の遊び(余裕)」の部分をサ責*1が担うことになり、サ責の業務の密度がバカ高くなるというところにしわ寄せが来ている気がします。これじゃサ責になる人が少ないのも頷けます。


わしのような新米サ責はベテランのサ責がついて教えることも多いため、ヘルパーの教育も業務のサ責がサ責を育成している間は新しいヘルパーの指導が手薄になるという事態も起きているのでその点では肩身が狭いというか申し訳ないことこの上ありません。


まぁ、どの業界も、どこかに負荷が集中する立場やポストがあるのは常ですが、ヘルパー不足はこの先、頭の痛い問題になりそうです・・・。

*1:サービス提供責任者。ヘルパーチームのリーダー。主任クラスの中間管理職。