杉並区

Dowa2013-05-17

電車でシートに座るときに足を開いて膝よりつま先を前になる程度に足を置いている人をよく観ます。

空いていれば良いのですが、混んでるときにやられるとつり革を持って前に立つときに立ちにくくて困るのですが、どうも年配の男性には意地でも足を開いて投げ出してやろうとする人も居ます。

帰りに新宿から乗車した際、目の前に座っていたのがそんなおじさんでした。
おじさんは目をつぶってましたが寝込んでいる様子はなく、出発間際でどんどん混んでくるなかでちらりとめを開けて車内の様子をうかがったり。それでも足は開いたまま引っ込めようとはしません。

はじめは少し離れて足の間に入らないように立っていたのですが、新宿を出て停車駅で乗客が増えるたびに少しずつ押され、何の拍子か足の間にすっぽりと立ってしまいました。

こうなるとわしとしては足先を外側から抑えられたようなものですから安定も悪く、

押される→前に出る→押される→、、、

をじりじりと繰り返すことに。しかも安定のためには少なくとも足の幅は現在値を確保したいところです。
しかし、おっさんの足の間は当然前に進むほど狭くなるので、必然的におっさんの開脚をさらに押し広げるような形になるわけです。

適当なところて足を引っ込めてくれれば良かったのですが、下北沢を過ぎたあたりですでにこちらも後ろには下がれない状態。引っ込みがつかないとはこのことです。

おっさん、さすがに寝たふりが厳しくなってきて苦悶の表情で目をつぶっていますが、もはやどんなビッチでもここまで足は広げないだろうという大開脚です。

おっさんにとって幸いなことにわしは遊園で下りましたが、町田あたりまであのままだったら、おっさんの右半身と左半身は今頃、相模大野と海老名で別々に下車していたかもしれません。