土星の衛星、タイタンにいたロボット生命体は、中世西洋世界程度の
文明を築いていた。
はるかに惑星間を航行できる高度な技術を持つ人類はタイタンの
ロボット生命体とコンタクトしていく・・・・

ホーガンのSFは、テクノロジーをわかりやすい形でストーリーに
折り込み、そのストーリーがすばらしいテンポで展開していくので
ぐいぐいと引き込まれる。


ロボット生命体の生活の描写も読んでて楽しく、また、
本当に見てきたような筆力には恐れ入る。


続編の「ライフメーカーの選択」では、ロボット生命体がどこから
やってきたのかも描かれ、そりゃもう面白いったらない。
何度読み返してもわくわくしてしまうシリーズ。