[食]鮎の塩焼き

というわけで、画像アップ。

3尾の鮎を塩焼きにして、冷酒でいただきました。


ごち〜。
一番上の大きなのは一番大味。小さいのが支流で採れた鮎で、こちらのほうが
香りもよく、身もしっとりときめが細かくて味わいがあります。
大きいのも不味いわけじゃないのですが、比べるとね。


3尾とも天然モノですが、養殖と天然物の価値はまったく異なります。


色や体型で天然物かそうでないかはほぼ見分けがつくのですが、
特に、父親を含めて鮎を釣る人たちの場合は養殖物の価値を低く見ています。


鮎の友釣りには囮の鮎を使うため、最初の1匹は養殖の鮎を購入して
使います。
囮が疲れて動きが悪くなると取り替えるのですが、こうした理由から
何匹か釣り上げると、魚篭の中に、天然物と養殖物が混じります。


同好会などで鮎釣りを毎週のように楽しむ釣り人になると、後で天然物と
より分け、なんと、養殖物の鮎をその場で放り投げてトンビ(トビ)の
エサにしてしまうとか。


トンビも心得ていて、釣り人が放り投げた養殖の鮎を空中でキャッチし、
釣り人はそれを見てやんやと楽しむという寸法です。