古座川町 町おこし企画

先日よりつらつらと考えている「対過疎企画」案ですが、現在のところ、
ざっくりとした案は以下。


★ 目的:
町民の流出を歯止めをかけ、外部からの流入者を増やし、人口増加による町の活性化


★ 目標:
人が流入する→職場(仕事)が増える→求人→人が流入する。。。というサイクルの構築


★ 数値目標:
15ヵ年前後の計画で人口を1990年代のレベルまで引き戻す


★ 概要:
大きく以下の3つの事業を段階的に連携して進め、既存の町民の雇用促進、計画への参画、外部流入者の受け入れ態勢を整えていく。

  • インフラの整備(初年〜5年まで)
    • 町民の登録制によるデリバリーネットワークの構築
      • サービス提供者/享受側共に登録
      • 電話一本での物資(人?)の配送(地元交通機関との提携)
      • 情報伝達/供給ネットワークの構築(地元パソコン・電器販売店との提携)
  • 一時住宅/貸別荘の整備と営業(5年〜10年まで)
    • 30代〜40代を狙った、期間契約の貸別荘の建築と販売
      • 過疎で無人化した集落の土地の活用(買い上げ/賃貸)
      • 原則として新しく造成は行なわない(景観の保全
  • 住宅の整備と営業(10年〜15年まで)
    • 別荘利用者を中心に、転居者を見込んだ住宅の建築と販売
      • 50代を中心に、マイホーム、転職、引退者向けの販売


インフラの整備ができることで利便性を向上させると共に、町民への計画の理解、
協力体制をアピールすることが狙い。

想定できる問題点と解決指針等
・地元企業との競合(民間との提携・協力を基調とする)
・インフラ整備におけるテクノロジーの格差(パソコン教室など?)
・インフラ整備での利益の出し方(助成金等で利用者の負担軽減)
・インフラ提供協力者の稼働範囲(2種免許なしでは人を乗せられない等)
etc


問題点も多いのですが、いくつかの大きな点をクリアすれば、
初期の投資額(インフラ整備)は比較的小さく済ませられるんじゃないかと思います。


観光事業など、雇用促進に直結するような計画は今でも進行していそうなので、
既存の事業と平行し、町民も利用できるシステムとそれらの事業を有機的に結び付け、
外部からの流入者が増えることで雇用も増える、という視点からの計画となっています。


ご意見、お問い合わせを歓迎しますヽ(°ー、°)ノ