酒税法
まぁ、色んな税金があって、納得いくものいかないものもぞろぞろあるわけで。
なんで個人で飲むささやかな酒が作れないのか、とかいうのはまぁ百歩譲ってのんべぇの理屈として
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カーレースに酒税2000万円、エタノール燃料使用で
http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/news/20070210i501.htm?from=main5
インディーズレースの燃料に、水消火できるエタノール燃料(環境も考えて植物系らしい)を採用しているのだが、日本国内だとアルコール濃度に課税するので、酒税がかかるという話し。
アメリカでは2%のガソリンを混ぜて「飲めなくして」これを回避、つってるので、飲めるか飲めないかが基準ぽい。
日本でも、もちろん飲用に適さない場合は酒税はかからんのだが*1、90%以上のエチルアルコールは「酒」だそうだ。
バカだ。アホだ
工業用のアルコールに魂がないとは言わないが、酒の風味や品質に、作り手がどれだけの英知と努力を傾けてきたか。また、今もどれだけそれに腐心しているか、体験者としては想像に難くない。
それを、アルコール濃度が高いから税金とるって、役人に飲ませる酒はねーよ。どうぞ好きなだけ醸造アルコール(サトウキビとかから作る95%以上のエチル)に氷ぶっこんでよっぱらっててください。オマエに飲ませる酒はない。
先日、器具消毒用*2に消毒用アルコールを購入したらやたら高くてびっくりした。つっても500mlで1000円くらいだけど。
燃料用アルコールは安かった記憶があったので、なんでだろう?とか思っていたが、調べてみると、どうやら「酒税」がかかっているらしい。。。。
酔っ払いが文化とは言わないが、酒造りは立派な文化だ。クソも味噌もいっしょにしたような酒税法は、キチガイ並みにおかしい。酔っ払ったやつが作った税法じゃないだろうな・・・・*3