D&D3.5e 冒険シリーズ『夢でささやく者』第4回

前回のログはここ
2ヶ月ぶりの続編は、1名がおっつけで参加の3人スタート。

“やわらかパラディンパラディン/スワッシュバックラー(ハーフエルフ):PL/id:Tirthika

“あたらねばどうということはない”スカウト/シーフアクロバット(ウィスパーノーム):PL/羽生氏

“今日はグリースから”ウィザード(ハーフリング):PL/michi氏

“『ああ、(モラディンの)星が見える・・・』”クレリックドワーフ):PL/わし

宴が終わった酒場を出ると、待ち伏せでコーン・オブ・コールド*1を浴びせられるPC。
いきなりの展開。

公式シナリオだし長いので以下、隠す。

どうやらオーガメイジ*2が路地に潜んで攻撃しているらしい。
スカウトがオーガメイジに肉薄し、ウィザードがグリース*3で足止め。しかし、オーガメイジは“飛行”して撤退の様子。


波状攻撃で、遅れて酒場から出てきた(中の人が遅れてきた)パラディンを路地と屋根伝いに現れた暗殺者が襲撃。
シールド・アザー*4でダメージを軽減するも、先のコーン・オブ・コールドのST判定に失敗していたわしのクレリックがイタイイタイ。


パーティにヘイスト*5をかけ、屋根の暗殺者にスコーチング・レイ*6を浴びせながら酒場に飛び込むウィザード(「いらっしゃいませ〜」)。


飛び去るオーガメイジを追撃したスカウトに、路地に潜んでいたレムレー*7が攻撃を仕掛ける。
ついで、路地の先の小屋に隠れていたソーサラーが、レムレーを叩いているスカウトにフレイミング・スフィアー*8
もちろん反応セーブで華麗にスルー。


《信仰の活力》とキュアでHPを確保したクレリックが、屋根の暗殺者にスピリチュアル・ウェポン*9で遠隔攻撃を浴びせるが命中はならず。


パラディンが必殺のシンブレードで路地の暗殺者を排除。
クレリックは武器を抜きつつレムレーと戦うスカウトの援護に向かい、事態を沈静化する。
ソーサラーを捕らえるが狂信者らしく意味不明な情報しか引き出せず、結局官憲に引き渡す。


宿に引き上げて休むが、狂信者やら暗殺者が出てくる夢を見る。

良くわからないまま起きると、男爵がまた住民を集めて演説をするということで、町人と共に男爵の屋敷近くの広場に集合すると、演説のためのテラスに出てきた男爵の様子がどうもおかしい。

しかも、怪しい人物が男爵の後ろに控えている。

<視認>等の判定の結果、具体的にはわからないが、男爵は(ドミネイト・パーソン*10と思しい)何かしらの魔法的支配を受けていることを確信する。


その男爵の演説は下記のようなもの。

・町の治安は極めて不安定である
・従って、町の治安維持に男爵が乗り出す
・住人の武装を禁止、経済活動の制限、町への出入りの制限を実施
・(なぜか)治安維持の妨害となるペイロア寺院を弾圧
・男爵の私兵の徴収(志願者)

セッション後に情報を整理してみて気付いたが、これって、男爵に邪魔なペイロア寺院(町で男爵と対抗できる勢力を持つ組織、と考えて)を“合法的に”排斥し、男爵が武力で町を制圧する布石というか体制固めじゃね?


で、もう1つの脅威であるPCにも暗殺者を差し向けた、、、と。


でも、このときはそうとは気付かず、ペイロアは後回しにして、PCは男爵邸に殴りこみに。
途中、民兵とバーゲストのパーティと遭遇するが、民兵を適当にあしらいつつ、バーゲスト*11の運用を何か間違ったらしいDMのおかげもあって比較的手早く撃破。

思わせぶりな塔があるので塔の上階からの侵入を試みるが、スカウトが偵察に出た隙に警戒にあたっていた暗殺者(アサシン)の襲撃を受けるPC。


低い<視認>と<聞き耳>のランクがあだとなり、接近にぎりぎりまで気付かずにアサシンの特殊攻撃を受けるわしのクレリック


DM「頑健セーブしてください。難易度13」
わし「基本値+7です。(ころころ。ダイスの目は5)達成値12です。1足りません」
DM「[即死]効果です」
わし「死にました(・、・)」


ひゃっはー!
スカウトが取って返し、やわらかパラディンが奮闘してなんとかアサシンを退けるが、ラストバトルを想定しているこの段階でのクレリック不在はイタ過ぎるので撤退。


宿でクレリックマークツー*12をピックアップして再度アタック。
また性懲りもなくバーゲストが出るものの、これをいなして男爵邸に突入。


男爵の居室で透明化して男爵についているオーガメイジと戦闘になるが、ラスボスらしい影は見えず、オーガメイジとの戦闘で消耗したパーティは、男爵邸で“待ち受ける”ことにする。


といったところで今回のセッションは終了。


あとから思えば、どうもペイロア寺院が当たりだったような。
しかし、あの時点ではその動機はいまいち薄く、支配されていることが判明している男爵のほうに向かってしまうよなぁ・・・。


ともかく、どうやら男爵を操って、町をまるごと支配下におさめようとしている何かの存在が見えてきた気がします。なぜそんなことをするかは皆目ですが。


キュア任意発動ができないとかなり厳しいなぁ。まぁ、わかってたんだけど。
そういうこともあって《信仰の活力》とマス・エイド*13で一時HPを増量するのは結構当たりの方法。


あとは呪文の選択はまだ改善の余地がありそう。

ともあれ、皆様お疲れ様でした。

*1:秘術呪文。[冷気]の爆発ダメージ

*2:オーガーのメイジ。飛べたり消えたり多芸でタフなニクイヤツ

*3:秘術呪文。ある範囲の地面を滑る物質で覆う

*4:信仰呪文。対象のダメージの半分を術者が受ける。いたた。

*5:秘術呪文。複数の味方の移動速度を強化し、攻撃回数を追加する

*6:秘術呪文。手から[火]の熱線。低レベルのわりに熱い

*7:下っ端のデヴィル。ほとんど肉塊みたいな外見

*8:秘術呪文。地面を転がる火の玉

*9:信仰呪文。飛んでけ魔法で出来た武器。[力場]ダメージ

*10:秘術呪文。強制的に支配する魔法。レベル結構高い

*11:やたら知能の高い青いゴブリン面(?)狼

*12:呼び寄せていた偶然同じ能力値の弟www

*13:信仰呪文。複数の味方のHPを一時的に増強