青葉台

Dowa2008-12-18


同僚が靴が好きで、打ち合わせに出る際の駅までの道すがら革靴の話しを良く聞くことになります。

わしの知らないことがいっぱいなのでそれ自体はいいのですが、目黒川沿いを歩きながら革靴を熱く語っている男二人ってどうなんでしょうね・・・・



民主税制大綱:たばこ・酒税抜本見直し 「健康」の観点で
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081218k0000m010159000c.html

たばこ税で党税調の古川元久副会長は「たばこを財源と考える自民党とは違う」と強調。財政収入の安定的確保をうたうたばこ事業法の廃止も検討する。「健康確保」の観点から、たばこ税でタール含量、酒税でアルコール度数に応じた課税が浮上している。

この人は並行複発酵で造る日本酒の文化を潰すつもりでしょうか?
ジャブジャブ飲める低度数の「リキュール類」が消費されてますます酒が酔っ払うだけのドラッグになりかねません。というか、もうすでにそうでしょうけど。


健康確保ならむしろ安酒こそ増税すべきなのに。


タールやアルコールの含量などで課税したらそれらが低くたくさん消費される安物まがい物が出回るに決まっています。
発泡酒”でやった無様をまた繰り返すつもりでしょうか?

とってつけたような「健康確保」とか言い出して、結局財源としてしか考えてないのは明白です。
それで「自民党案は財源確保だ!」と叩こうというのだから始末が悪い。


安酒や紙巻たばこなんてのはいくらでも増税して抑制すればいいと思いますが、日本酒のような文化や醸造技術は国が保護して育てる姿勢を持たなくてどうするのでしょう。
目先の財政は確かに必要かもしれませんが、国にとってのほんとうの財産となり得るものが何なのかをきちんと見据えて執政してほしいものです。


ん?たばこ文化?
「文化」ねぇ・・・・・まぁ、せめて100円ライターみたいな使い捨てでいつでも使える火種を捨てて、煙管と煙草盆のように基本的には火種は吸う所にしかない「吸える所が吸う所」とするように、風習自体を節度あるものに戻すなら「文化」と呼んでもいいかもね。