串本町

Dowa2008-12-30

朝は少し寒かったのですが、気温も高くて暖かい日でした。

父が張り切って観光めぐりに連れて行ってくれたので午前から本州最南端の町、串本の大島まで行ってきました。
昔は「串本節」に歌われた巡航船(フェリー)が出ていたのですが、今はフェリーがなくなって大橋が掛かっています。


その大橋を父の車で渡って大島に渡り、大島港を見た後、樫野埼灯台を見てきました。
写真は灯台近くのトルコ軍艦遭難慰霊碑の写真です。


1890年にオスマン帝国の軍艦エルトゥールル号(エルトグルル号とも表記)がこのあたりで嵐のため座礁し、乗員600余名のうち500人以上が亡くなる大惨事が起きたそうです。

そのとき、付近の住民が懸命の救助と救急にあたり、70名ほどの乗員の救命に成功したということです。

この事故を皇帝に報告した乗員が「(日本の本州の)最南端(さいなんたん)を航行しようとしたらサイナンに見舞われました」と言って宮殿中が涙と笑いに包まれたとか包まれなかったとか・・・・


トルコがおおむね親日国であり、イランイラク戦争でイラン国内に居る日本人が帰国するために自衛隊機が出せなかったときにトルコ政府が航空機を出してくれたときもこの事件のことを言明していました。


大島を見た後は海中公園に行って水族館やらウミガメの保護・養殖の展示などを見てきました。
ここは140m沖に沈めたカプセルのような施設「海中見学塔」があり、水深6mの世界を間近に見ることが出来ます。

その後、昼食を食べて太地町に移動してくじら博物館を見学。

イルカショーを見たり、先祖がえりで後ろヒレがあるイルカなどを見て帰ってきました。


バンドウイルカの瞳はU字型なんだそうです*1
これ豆知識な。

*1:ウソじゃないよ!ほんとだよ!