生田緑地

Dowa2009-10-25

雨の中、午前中に市長選挙および参議院補欠選挙の投票に行ってきました。
ウールの単衣に正絹の長じゅばん。

夏場はやはり麻の裾避けが気持ちよいのですが、絹の滑らかな肌触りはなんといっても心地よいものです。
足をすべる絹の感触と衣擦れの音が一歩一歩楽しく、雨の中を歩くのも苦になりません。

半襟もやはり絹のものだと首筋にあたる滑らかさ、やわらかさは格別。
これに比べればポリエステルの半襟は金やすりを首元に擦り付けているようなものです。


投票が終わって帰り道の蜘蛛の巣などをのぞきながら帰宅。
雨の水滴がみっしりとついた糸の構造体の真ん中に、やはり水滴をつけた巣の主がじっと獲物を待っています。まさに巣と一体化しているようです。
糸の種類によるのか、水滴が付く糸と付かない糸があり、その幾何学模様がくっきりと浮かび上がっているいくつもの蜘蛛の巣がかかる木の茂みはなかなかの見ものです。


帰宅したあとは一日家にいました。
朝から火鉢にかんかんに炭をおこして火鉢にあたりながらモンハンなど。

朝の7:00に熾した炭を一度足して夜まで持たせました。
窓は細くあけており、時々換気しましたが、結構温かく過ごせます。

夕飯は、豆腐と葛粉と卵白を摺り合わせたもので焼いた鶏肉を巻いて蒸したもの。
卵黄と味噌と砂糖でつけダレを作り、これをつけて食べました。

そのほか白菜の味噌汁と土鍋ご飯。
茄子が一本あまっていたので、輪切りにして切り口にごま油を塗り、火鉢にかけた網であぶって和芥子をつけてちょっとしたつまみにしました。