青葉台

Dowa2009-11-13


午後からの雨を懸念して今日は洋装。
金曜に和服を着てないと会社で「えっ?!」って顔されるのが逆に新鮮だったりします。


どうも性格がテキトーなので、仕事をしててもツメが甘いと言われるのですが、まぁこれまでやってきていくつかの要素のおかげで生来の欠点をなんとか補完しつつあります。

TRPGのGMの経験も、いろいろ準備したり事態に臨機応変に対応したりということに関していくらか身になってるかと思いますが、仕事においては二人の人物が大きな影響を与えてくれました。


一人は、編プロ時代に拾ってくれた社長さんで、あるべき仕事のやり方と考え方の大枠を学び、もう一人は徹底した品質管理とより実践的な仕事の運び方を教えてくれました。

いま、わしがなんとか仕事の真似事をできるようになったのも、主にこの二人の人物のおかげです。


口幅ったいようですが、大半の仕事というものはつまるところ「いつまでに何をするか」を決めて、それを実行する、というだけのことです。


それだけのことができないのを「バカ」と言います。


まー、いまやってる仕事の相手がこの「バカ」で、いつまでに何をやるかを全然把握できてなく、典型的な「ダメ」っぷりで、直前になって枝葉末節のどうでもいいところつつきまわす、いわゆる「俺、細かいところに拘ってる仕事人」を勘違いしたノウタリンで、しかも今何をするべきか、下手すると自分が左右のどっちを向いてるかも良くわかってない無能です。

こういうのが仕事の相手だと、進むものも進まず、決まるものも決まりません。

さらにその無能の周囲がそいつに「おまえバカでしょ?」という一言を言わないので、現場の人間は振り回されっぱなしです。

まぁこんなバカで無能で仕事のできないやつは久々に見ましたが、ものづくりの現場ではこういうバカが結構増えているようで、いろいろ話しを聞くと、古巣でも大概ひどい仕事の仕方をしているようです。


事業仕分け】最先端科学も“敗北” 「スパコン世界一」を否定 ノーベル賞受賞の野依氏憤慨
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091113/stt0911131914010-n1.htm

政府の行政刷新会議の13日の仕分け作業は、次世代スーパーコンピューターの開発予算に事実上の「ノー」を突きつけた。議論の方向性を決定づけたのは「(コンピューター性能で)世界一を目指す理由は何か。2位ではだめなのか」という仕分け人の発言。

上のほうが「ものづくり」をわかってないと、こんな間抜けな事態になるわけです。

もうね、日本のものづくりも終わりかもしれません。

目の前のことを左から右に流すことしかできなくて、それしか考えられないアホでマヌケで無能な連中が現場に口出すようではどうにもなりません。

それ以前に、そんなバカに「おまえバカだから」という一言を突きつけられない、そう言ってやれる人が周囲に居ないというどこに対しても不幸な事態がすでに将来を物語っているようにも思います。


わしの、いわば二人の「師」に言わせれば、まだまだわしなんて「ツメの甘い」未熟者ですが、せめてこんな「師」にめぐり合えたのがわしとわしの周囲にとっての幸運なのでしょう。