青葉台
風が吹いてどんどん雲が出てきて午後からは雨。
明日も天気は悪いようです。
京都丸紅でタレントを使ったブランドを打ち立てた展開をやっているようです。
で、Twitterで話題になったのが、「えー!こういのはちょっと・・・」というある人のつぶやき。
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http://www.kyobeni.co.jp/news/news10akinaminami.html
別に伝統にこだわっているわけではないのでしょうけど、突飛すぎるんじゃないの?というような共感もあったのですが、これが入り口で着物を着る(若い)人が増えればそれはそれでいいんじゃない?というつぶやきもあって、それに共感。賛否両論あるようでした。
個人的にはこれ自体にあまり惹かれるものはないのですが、良いと思うものは人それぞれなのでこれが良いと思う人が居て、そういう人が着物を着るようになってくれればそれはそれで良いとは思うのです。
ただ、タレントさんが前面に出すぎてて、着物をすでに着ている人にとって、あるいはこれから着て行こうという人にとって大事な情報が出ていないことが残念。
生地の素材や織り方、染め方、裏地などは、着物の着心地を知る上での大事な手がかりです。
もちろん、まったく知らない人にそういうややこしそうな情報は伏せておくという配慮なのでしょうけど、ほかのタレントさんのブランドを着て興味を持ってきた人など、着始めたリピーターはどうするのでしょうか。。。
あるいはすでに着ている人はまったく対象外?
わし自身が、着物の着心地をまず求めている面があるので感じるのかもしれませんが、気持ちよさや機能性といった要素は、着物を着る上で非常に大きな要因だと思うのです。
なぜなら、和服は洋服より、生地、素材にそれらの要素が大きく左右されると思えるからです。
タレントさんをおしたてるのは一向に構わないのですが、こういった着物の洋服との本質的な差異、それもうまくすればアドバンテージとなるようなところは最初から隠すべきではないように思います。
出ている情報より隠してしまった情報が残念です。