D&D4e『失われし王冠を求めて』第3回

エベロンの摩天楼シャーンの非常に新陳代謝(死亡による人員の入れ替わり)の激しいパーティご一行の夢と希望の冒険譚の第0回+第3回セッション。
DMはお誕生日間近だった羽生響氏。


バグベアのローグ「デクスター」(ジョウセン氏)
ドラウのパラディン「ナディア」(鯛足烏賊氏)
チェンジリングソーサラー「スノーフィ」(ミヤ氏)
ドワーフのアーティフィサー「ミラルド」(michi氏)
エラドリンのウィザード「ミリセント」(ゆか)
ドワーフのファイター「マギツム・シオー」(ドワ)の6名の構成。


エルフの作ったアーティファクトを古代のゴブリン族がアレンジした「失われし王冠」は、5つのパーツに分かれており、そのうちの1つ「アシュタルズ・ブレード」を一行はシャーンでの冒険で手に入れる。

このことが「失われし王冠(アッシュン・クラウン)」の探索行への足がかりとなり、冒険は展開していく。


今回の遭遇は、屋内で待ち伏せたクリーチャーとの一戦、目的地への行軍判定、カツアゲする不良一党の征伐、危険地域を避けた行軍の判定、待ち伏せ、美人族長の説得、仲間になるための儀式(戦闘競技)など。



「ケチ〜」はゴブリン語で「〜者」とか言う意味なのか。ケチ・ヴォラーとかケチ・シャーラットとか。
 ↓
「ケチ・ヴォラーを支援したい局長さん」→「なんかイメージ画がオシムに似てる」→「ケチでオシムか・・・しみったれみたいだな」→「絵がスタートレックのキャラクターぽくもあるよね」


「光子魚雷は勿体ないから撃つな!フェーザー砲は最小出力で!防御スクリーンもなるべく出力を落とせ!ワープ経済速度で巡航」

「そんなエンタープライズ号はいやだ。」



リーダーの“チブ”さん率いる敵対グループの一党が待ち伏せ

「じゃあ向こうにいる恥部を狙います」
「まずは恥部を叩け!」
「恥部重傷になりました!」
「よくも恥部を!われらの恥部を!」
「恥部が使えなくなったらこっちのもんだ!」


ゴブリン族に仲間と認めさせなければならない説得の技能チャレンジ

「えーっと、じゃあ戦闘で役立つことを見せ付けます<運動>で達成値22!」
「すげー!親指腕立てを片腕で!」

「まだ成功数足りないのか、、、じゃあさっきの腕立て伏せをまだ続けてます<持久力>で達成値22!」
「ゴブリンたちは君の肉体の頑健さに歓声をあげました。これで技能チャレンジクリアです」

ドワーフバカ。筋肉バカ」


以下、ネタバレ含むので隠す


現在のところ以下の勢力がこの「失われし王冠」に関わっている。


・ゴブリンのケチ・ヴォラー族
すべてのパーツを回収してシェンロンを呼び出してギャルのぱんちーを得て、ダーグーン地方における権威によるゴブリン王国の復興を望む穏健派ゴブリン達“言葉を尊ぶ者”。首領はチェーンメイルにバスタードソードを担いだ美人ゴブリン「イェラー」様。戦うときはウォーハンマーを使う(バッソはどこへ?)


・ゴブリンのケチ・シャーラット族
ケチ・ヴォラー族の対抗馬“剣を尊ぶ者”。「ひゃっはー!穏健派は消毒だ!権威なんてケツを拭く紙にもなりゃしないってのによぉ!」のセリフが物語る荒くれ集団。腕に剣の形の焼印を入れている厨臭い猛者ども。


・キングズ・シタデル
ダーグーンの隣国ブレランドの軍色を帯びた機関。ゴブリン王国の復興は穏やかである方が良いという国益に基づいて、ケチ・ヴォラー派が「失われし王冠」を掌握することを望む。しかし、内政干渉を避けるため、PC一行を影から支援する足長おじさん。シャーン局の局長サジ・カイレスがPCと接触。イメージ画からすっかりスタトレのUSS士官として覚えられる。


・モルクレイブ大学
大学としてのかかわりはないが、ダカーン帝国*1の研究者である女教授ギド・ネフレットが「失われし王冠」への興味を示す。が、、、


・その他
目的は不明だが「失われし王冠」を探しているハードロック(メタル?)エルフのスカル・ボーン所属(?)がギド・ネフレット教授を拉致(および殺害?)。スカル・ボーン一派は翠玉の爪(クリスタル・クロー)とのつながりがあるようだが、それぞれの思惑が微妙にズレているような雰囲気。


バクスターの劇的な5人抜きにより、無事にケチ・ヴォラーたちの信頼を勝ち得た一行は、現在、手がかりがある2つのパーツを手分けして探索することにし、次回は六将像の地下にあるダンジョンへのアタックです。

*1:古代に滅びたゴブリンの帝国