自宅

季節の変わり目のせいか風邪をもらったのか咳と鼻炎で本日休業。
一日雨が降り続いたこともあって一歩も外には出ずに過ごしました。


先日、トイレットペーパーを間違えて香料入りの柔らかいものを買ってしまいました。12ロール。
それがようやく使い切りになり、いつものダブルの無香料のものを開封して使い始め。
ふぅ、おちつくわー。このちょっと硬いガサガサした紙質が。

トイレというのはむろん清潔ではあるべきですが、やたらと芳香剤の匂いなどが満ち満ちているのはいただけません。
清潔にして簡潔。シンプルで殺伐としているべきです。

そもトイレというのは自分の健康状態や、ひいては普段、自身ですら意識しないおのれの裏側とも言えるものと真正面から向き合うところです。

「今日は何をするべきか」「今やっていることはそれでいいのか?」「食べ過ぎ/飲みすぎではないか?」「我人生とはいったい何なのか?」

こういった自問自答を誰に頼ることなく一人で切り抜けなければならない、いわば日常における一種の戦場ともいえるでしょう!

そこを何もかもを上書きする強い香料を焚きこめ、イロトリドリのお花やキャラクターグッズで埋め尽くし、己が現実を吐き出す場所を甘やかすコシのないふわふわした紙を使い、履き違えた「快適さ」を持ち込むのは究極の現実逃避の具現化に他ならないと、かのように思うわけです。


あ、でもウォシュレットはいいよねー。ウォシュレット欲しいわー。