乳児に適さない放射性水道水

都下の水道水で放射性ヨウ素が検出され、「乳児に与えるのは控えるように」とのお上のお達し。

で、早速水の買い占めが始まりました。

でもちょっと待ってよ。
大人が職場で飲む「お茶」を入れる水や乳児が居ない家庭で必要なの?

あるいは乳児が居ても、この一時的な事態で何本も買い占める必要があるの?

どう考えてもここから読み取るべきメッセージは「市場のペットボトルの水は、乳児に分けましょう*1」じゃないの?

わーって乗せられて店頭で引っつかんだその1本のペットボトルは、どこかの乳児の安全と引き換えにしてるってわかってる?

毎日、コンビニ弁当をばくばく食べて、インスタントコーヒーをかぱかぱ飲んで、タバコをすぱすぱ吸ってる人々が、一時的な高濃度超微量放射線の何を恐れてるのでしょう。

今日は、血も涙も想像力もない有象無象が市場からあっというまにペットボトルの水を掻っ攫って行った日でした。

今日、乳児用に一滴の水も手に入れられなかったお母さんの心中を思うとやりきれない気分です。

*1:しかも、ミネラルウォーターは乳児に与えちゃいかんらしい