D&D4e『ホムレット村』第1回

『邪悪寺院、再び』以前の時間軸の周辺地域が舞台となっているシナリオ。
「邪悪寺院よ!私は帰って来る!」とは言わなかったが。

DMは鯛足烏賊氏。

アマタ:アヴェンジャー/(シャドーマインド)/PL:羽生響氏
Driver.PMウォーロック(ノーム)/PL:CaptainTerk氏
ギモーヴ・ゼーロ:アーデント(カラシュター)/ヒロベ氏
ニッチパラディン(スリクリーン)/ゆか
ガンカ・チクテンドルイドミノタウロス)/わし

野盗が近隣に住み着いて隊商を襲ったりしているという噂を聞いてホムレット村にやってきたPCたちだったが、実はそうカンタンには「盗賊退治」には至らず・・・・・



懐かしい「コールド・スタート」。
状況説明はされるが具体的な行動指針は示唆されないという「自由度」の高い導入。


村の状況をさぐると盗賊の危険性について把握しているのは村長程度で、村の自衛権を直轄している元冒険者が「まだ大丈夫、あの程度は問題ない」と思っているほか、村人も「まぁ不安ではある」程度。

しかし交易所の聞き取りでは実害も出ているにも関わらず、肝心の交易所の人間もそれほど危機感を持っていないという取り付く島がない状況。

本筋にあまり関係のないお使いクエストなどがあるので薬草取りなどに出かけると、打ち壊された要塞を目にすることになる。その時点では場所と外見のみを確認。

その後、交易所の経営者の怪しい言動などに目をつけて情報収集するのだが、昔懐かしい「会話型」で話しが進むという展開で第4版現在のプレイスタイルからするとダイスも振らないまま冗長な感は否めず。


それでもともかく交易所の経営者と要塞跡に巣食う何者かが通じていることを突き止める。


交易所に踏み込むには証拠が足りないので要塞跡に討ち入ることにするPC。もちろん、その間にも村長などとのやり取りがあって、村長からはこの危機の背景の解明の依頼は受注済み。

要塞はぐるりを取り囲む水をたたえた堀と城壁は残っているものの、城内の建物や物見櫓(城壁の塔)はかなり損壊が進んでいる。

堀自体は渡り板がかけられており、扉のない(しまらない?)城門に続いているのでそこから侵入すべく要塞に近づくと、要塞脇の沼地からジャアイント・トードが飛び出してきて第1遭遇。

最初に沼から顔を出した2匹のうちの1匹に火力を集中させるが沼から次々と現れるカエルの一群。
隣接して攻撃がヒットすると飲み込まれて朦朧状態に。
離れると舌で遠隔攻撃して引き寄せて飲み込むコンボ。
そして4マスシフトで移動して水中に逃げるという戦術。

一時は前衛のアマタ、ニッチ、ガンカがそれぞれ同時に飲み込まれるという事態にもなるが、どついたり転がしたりで逃亡を阻止しつつ飲み込まれたPCを吐き出させてなんとか殲滅。


小休憩をとって城内に踏み込む第2遭遇。

建物は屋根が崩れたりしているものの機能している狭間から弓兵が射掛けてくる。
その矢をかいくぐって一同が突入。もうそりゃ見事なくらいに前のめり。

雑魚がまだうようよしている状態でレイジ・ドレイクと山賊の親玉を囲んでボコって撃沈。


「じゃあデイリーパワー切ります。ダメージ4[W]で」
「ちょwww防www衛www役www」


雑魚と砲撃役が逃走に入るので、深追いしない程度に焼いて一部が要塞の奥に消える。
生け捕りにした山賊の親玉から話を聞くと、どうやら地下に手勢が居る様子。

ひとまずこの捕虜を連れて村に帰還し、交易所との繋がりを吐かせたうえで交易所にガサ入れに突入。
ここで第3遭遇へ。

交易所の守衛との問答のあと戦闘が発生。
馬小屋に居る毒の短剣使いと母屋から出てきた守衛たちを引き連れた二人の経営者と対峙。


馬小屋のほうにガンカが突撃をかけるが低い出目と高い防御値でなかなかヒットにならない。
その間に、守衛ともう1人の経営者とでマークしつつされつつ、挟撃しつつされつつの大乱戦。機会攻撃誘発で突撃する戦術のアマタが被ダメ大でスタンするシーンもありつつも、アマタ、Driver、ニッチが着実にヒットさせ、ギモーヴが拡大したダメージを蓄積してこれらをことごとく沈黙せしめる。

その間、ガンカが馬小屋で馬に蹴られそうになりつつも短剣使いを接待。

駆けつけたパーティ一同がどっと殺到したのが今日の写真。
曰く「恥ずかしい配置」。


なぜかここで一同のダイス目が振るわず、微妙にハズしまくりながらも馬小屋に押し込められた短剣使いをボコって終了。

次回は大休憩をとってから要塞の地下に殴りこむ流れです。


ミノタウロスの突撃ドルイドで、突撃に反応とACが狙えます。
ヒットすれば1マス横滑りさせ(無限回パワー)、自分は1マスシフトで下がり(ブーツの特性)、次の手番でもさらに突撃が出来る仕様。

あとは突撃と遠隔攻撃のために微妙に距離をとる手段を持ってたりしますが結構思い切った動きが出来て楽しいキャラです。

パーティの各メンバーの立ち位置がほぼ前衛に傾いているので、戦場がどんどん前に出て行く様子が顕著でワロタw
ラウンドが終わったら初期位置付近に誰も居ないとかw