向ヶ丘遊園
一日雨で肌寒さも感じた日でした。
どくだみ、びわなどこの時期の白い花々が雨の中、りんりんと咲いています。
栗の薄い緑の花も独特の匂いを放って盛り。
午前中は 哲学 の授業でした。
Wordで文書を作るよりずっと面白い。
現代の福祉の思想は、キリスト教精神とギリシャ思想に基づく欧州の生命観が根底にあるという前置きで話が始まり・・・・
「・・・・・キリスト教はこうした“異教徒”を磔にして火あぶりにした」
・・・・(゚д゚) 福祉コエェェ
「・・・・マケドニアが衰退すると、ギリシャは借金を踏み倒そうという政策を・・・・」
・・・・・・・・(゚д゚) 福祉ヒデェェ
あと、「ギリシャの奴隷の扱いは、ローマの奴隷のようにひどくなかった」とか、かなり偏ったことを仰ってたので「あれ?」と思ってたら、やっぱりカトリックでしたwwww
つか、親分殺された2000年前のローマ帝国への恨み強すぎワロタwww
ガリレイの裁判を「言ってることは科学的に正しいが、当時として社会的コンセンサスがとれてなかったことを言ったのがよくなかった」とか、じゃあローマ時代にキリスト教がやったこととかイスラム文化に割って入った十字軍遠征とか、あと日本では島原の乱とかはどうやねん、つか、イエズス会も日本にやってきて地球儀いきなり見せてたやんけwwww そういうの社会的コンセンサスとれてたんかとかwwwwww
バテレンの自分のことを棚に上げたダブスタはまぁいつものことだし、お家芸的なアレもあるので別にいいんですけどね。
なんかまだ大航海時代によそんちに船を横付けして宣教して回ってる意識があるんだろうなぁ。
よそから見たらただの世界最大のカルト集団と言われても仕方ないと思うんだが。
でも授業自体は面白く興味深いものでした。いろいろとお話しも聞けたし、哲学書なども興味はあったけどなかなか手が出なかったところに読みたいと思うものなども出てきたので勉強になったり。
前述の件も、脳死を人の死とするかどうかなどの社会的なコンセンサスがとれていなければ、(一方的/独断で)「死」として断じることはできないのではないかという問題提起の流れで、お話しの言わんとする処はたいへん勉強になる内容でした。
なんというか、哲学者って人種がなにより興味深いですね。