青葉台

Dowa2009-02-17


冷たい風が吹きます。でも昨日よりおとなしいかな?

景気の悪い話しが続きます。
今やってる顧客のプロジェクトはなんとか予算が付いたようですが、第2四半期以降は予算がないとか。
顧客の会社で人員整理が行われるのではないかという予測も出ています。


そんな中で出てきた企画案がこれまたすごい。。。。くだらなさ。唖然としてしまいました。少ない予算をがっぽり使おうという意図が・・・・。


780円ブーツが36万足突破、リスク覚悟の大量発注で実現
http://www.toyokeizai.net/life/living/detail/AC/15b32f7fb07188e1b658ab10b6005954/

 流行のムートンブーツが780円。180円スニーカーでヒットを飛ばした靴販売のヒラキが、今冬はブーツで超低価格を実現した。

 ムートンブーツは女性の間で数年前から流行しているが、平均3万〜4万円と高嶺の花。ヒラキは中心顧客層である20〜30代の若い主婦をターゲットに据え「低価格で打ち出せば、親子おそろいで買ってもらえるはず」(ヒラキの堀内秀樹通販部長)と冬の目玉商品に抜擢。

不景気なのもわかるし、低価格でモノを提供することにはそれはそれで意義はあると思います。
でも、低価格のまがい物をこぞって身に着けるというのはどうなんでしょうか・・・・


780円のブーツを履いてるけど高級シルクの下着、とか、普段は780円のブーツだけどちょっと奮発して買った本革のブーツを持ってる、とか、そういうのならまだいいんですけどね。。。。
あるいはバッグや道具・工具類はちょっといいものを使ってるとか。


100歩譲って食べるものとかはちょっとはり込むとか。


普段接するものやよく手に取るようなものを安物ばかりで済ませていたら、なんか人間ダメになるんじゃないかと思います。

わし自身、すごく高いものばかりを食ってるわけでもないし、譲られもののロストテクノロジー着物以外はそれほど高いものを身に着けるわけでもありませんが、まぁいくつかは品質で選んでるものはあるつもり。


特に子供が居る家庭は「味がわからん」「よさがわからん」という親のセンスの乏しさから安物で済ませているとすれば、それを子供に押し付けるのはどうかと*1

ちょっと背伸びしてでもたまには「いいもの」を買うということをして欲しいところです。

*1:記事ではそこまで書いてないが、そういう人を見たことはある