青葉台

明日、明後日と気温上昇の見込みとか。
花粉症の人には壊滅的な被害が出ているようですが、日中は風の冷たさも緩んでいい気持ちです。
桜のつぼみもぐぐっと大きくなってきたような。

通勤電車に乗ると、最近、いい確率で途中の駅からのっぺらぼうが乗ってきます。
で、５〜６つの駅を通過する間に顔を作っていくという見世物が見られます。

あれはなんか面白いですね。
わしは途中の駅で降りちゃうので完成品は見られないのですが、結構完成してくるとそこそこに可愛いかったりするので困りますｗ

目のフチをえんぴつで描いたりしてるのが見てて怖いのですが、器用にやってのけるので感心したりもします。

まぁ、電車の中で化粧するのは行儀が悪いのでどうかと思いますが、金も払わずにちょっと面白い見世物が見られるのはなかなか。

ところで、電車の中で化粧するのが何で悪いのか、迷惑にならんからいいじゃないか、という意見もあるようですが、これは行儀が悪いしぐさです。

一般には、売春婦のしぐさだ、とか、コトが終わったあとのしぐさだ、とかも言われます。

ただ、迷惑じゃなければ何をやってもいい、あるいは迷惑（実害）をかけてないのになんで悪いのか、とかいう下品な主張は論外として、言われてみればなんで悪いんだろう、という気持ちになるのはわからんでもありません。

わし個人的には、「家でやることだろー」と思うのでダメだと考えます。つまり、身だしなみなんかは人が居ないところでやるのが当たり前で、人前でやることじゃないと。家族は別として。

ちょっと直すだけなら良いのですが、普通、人が居ないところでやることを人前でやっているということは、周囲の人を人として扱ってないということです。

化粧だけでなく、人の前を横切るとか、何か場所を共有しているときとか、そういうときに相手に対して敬意を払う態度がなければ相手が居ないものとして扱っているのと同様です。

人を人として扱わなければ最低限の礼を欠いているということで、すなわち無礼な振る舞いということです。

人のことをジロジロ見るのも礼を欠いていますが、もし無礼な振る舞いや異常な振る舞いをしている人が居る場合はそれに対する不快感やその行為への抗議の意味で「見る」という行為があります。これは言葉を発することなく相手に気づかせるという非常に便利で合理的な一種の高速言語です。

これに対して「言ってよ」という人も居ますが、、、、視線をもらっていてその意味に気づかないような人に言葉は無駄でしょうね。

とはいえ、通勤電車ののっぺらぼう子さんには、不快感や抗議というより物見高い意味で注目してしまうので、ちらちらと盗み見してしまうのですがｗ