民家園

Dowa2009-09-27

民家園でやっていた人形浄瑠璃を観劇にいってきました。
演目は『生写朝顔話』の宿屋の段・大井川の段。


めぐり合っては引き裂かれる美男美女の悲恋の物語です。
本編は全25段とかいう長編で、ストーリーを知ったうえで2〜3段を上演されることが多いようです。

美男美女ってところが共感できますな (゜∀゜)トクニ美男ッテトコロ


前半は、人形の仕組みなどの解説や実際に人形に触れる解説(前説?)があり、いろんな人形を持ったり、仕掛けを動かしたりできます。


本来のお話しの全編ではハッピーエンドですが、大井川の段では何度目かの別れが描かれ、劇はそこで終わってしまいます。
でも、上演後の「見送り」で、ヒロインの深雪(朝顔)と駒沢次郎左衛門が寄り添って送り出してくれました。今日の写真はそのお二人(?)


3人で1体の人形を操る三人遣いという人形芝居の形式だそうです。300年の伝統のある劇団「下中座」による上演でした。


古民家の柱などが視界にかかるなど、劇場とはまた違った臨場感があったりでそれもよしでしたが、前に座ったおっさんのタバコ臭いこと・・・・。

今吸ってきた臭さではなくて、あの染み付いたすっぱい体臭が.... orz


結構気が散りました。