青葉台

その戦いは

夜が明ける前から始まった。。。

夜中にふと寝床で目が覚めると足にひやりとしたものがつつーっと走るのを感じました。

「この感じ。。。ヤツだ！ヤツが帰ってきた！」

足の甲にわずかにちくっとした痛みがあり、飛び起きて「それ」を振り払うと、小指の先ほどの小さいムカデの子供が床でのたうってます。

寝ぼけ眼で舌打ちしながらそれをティッシュで捕まえて丸め、ゴミ箱に捨てて寝床に戻ろうと振り返ると。。。。

いました。体長１５ｃｍあまりのぬめぬめと黒いムカデが、布団の上を這い回ってます。

どうやって取り押さえたものか適当な得物が見当たらず、とりあえず行方だけを見ていました。枕の上からベッドの陰に消えたのを確認してから階段を登り、炭用のトングとトイレのゴミ箱を持って戻りました。

さて。。。。どこに隠れたか。
時間はAM 1:45。
探して始末しないことにはおちおち寝てられません。

予測は、

１）ベッドの下
２）ベッドのヘッドサイドの衣装ケースの下
３）枕、掛け布団、シーツ等のいずれかの寝具の間

まずはトングで寝具を１つ１つつかんでゆすりながら裏表を確認し、PC前のチェアーに積み上げます。寝具の第1次チェックはクリア。

ベッドはエアマットなので空気を抜いて、トングで上半分をめくります。

いない。。。。

念のため、下半分もめくって確認しますがムカデの影も見えません。

やべぇ。これはすでにどこか部屋の隅などに逃亡してしまったか？
眠いし疲れるしでココロが折れそうですが、ムカデと添い寝だけは断じてムリ（つд｀）

これは衣装ケースの下か、と思い慎重に衣装ケースを移動して、裏も見てみますが発見できず。

いよいよマズい。。。時計を見るとAM 2:30になろうとしています。

こうなると、第1次チェックをクリアした寝具が怪しい。

しぼんだベッドの上に、枕、枕カバー、掛け布団、毛布、、、、と1枚ずつ調べていくと、ようやくシーツの裏に潜んでいたヤツを発見しました。

トングでつかんでゴミ箱にぶち込み、殺虫剤をかけますがなかなか動きが止まりません。
ゴミ箱を這い上がろうとするヤツをトングでつつき落としつつ、ゴミ箱を持って階段を登り、玄関のドアを出て内廊下でヤツを床に放逐。しかるのちスタンピングでトドメ。

まだ動いているヤツを排水溝に投げ捨ててなんとか始末完了です。

もうクタクタですが、寝床を作って布団にはいったもののまだ居るかもしれないことを考えるとなかなか落ち着かず、うとうとしているうちに寝坊しましたよ。

バルサンと忌避剤を急いで散布しなければ、、、、