青葉台

気温が高めでウールの単衣だとちょっと歩くと汗が出るくらいでした。ふぅ。

それでももうサザンカが咲き始めています。

朝からゴミ袋で行李などを養生し、昨日の帰宅時に買ってきたムカデ殺虫剤のスプレーを部屋の各所に散布したうえでバルサンを上の部屋と下の部屋それぞれに設置してきました。

これで帰ったら床中一面にゴキブリとムカデの死体が転がってたら凄まじいな。。。。

ところで、バルサンはアース社の噴霧式の製品（厳密にはバルサンじゃないな）を購入したのですが、使う段になってよく見ると缶の本体の下の床と接する部分にシリコン（？）が塗られていました。

この製品にはペダルがついていて、製品を床に置いてからペダルを踏むと缶に充填されたガスが薬剤と共に噴射される構造なのですが、試作品で床の上を滑ってしまったのでつけたのではないかと思います。実際、床に置いてみると多少変な方向からペダルが踏み込まれても床を滑らないようになっていました。

ペダルを付けるのは「頭で考えた」設計だと思いますが、滑り止めは「試験してみてわかった」設計ではないでしょうか。

当然、薬剤の中身の配合やらなんやらがアースの製品開発の本質的な部分なのでしょうけど、こういうユーザーインターフェイス（UI）に関しても使い勝手が考慮されていて感心しました。

もっとも、試作品ではなくユーザーからの苦情で後付けした可能性もありますが。

「これは思いついたときは“すげぇ！”と思ったんだろうけどなぁ。。。」という残念な製品に出会うことがありますが、こうした細かな使い勝手をきちんと考えられている品に出会うとなんだかうれしくなります。

こういう製品で死ねるんだから、ムカデもゴキブリも本望でしょう。