D&D4eキャンペーン『シャドウフェル城の影』第3回

今回のOPは「特攻野郎Aチーム」。


ヒロウシ・ザ・バイソン:ファイター(ヒューマン)/PL:羽生響氏
ギルモア:昆布ウォーロード(ドラゴンボーン)/PL:Captain Terk氏
シラタキ:バード(ハーフエルフ)/PL:GARGILL氏 id:GARGILL
ギラン・ドゥ:インヴォーカー(ウォーフォージド)/PL:鯛足烏賊さん id:Tirthika
フェンカ:アヴェンジャー(シフター:レイザークロー)/PL:わし

ムーサンのPLジーズ氏が体調不良で不参加になってしまったので撃破役を1枚欠いてのプレイでした。

先のコボルド退治、救出したドーヴェンの証言などから「シャドウフェル城」で何かが起きているとあたりをつけた一行は、いよいよシャドウフェル城の探索に乗り出す。

しかし、シャドウフェル城の情報を得ようとすると冬越村の人々の口は重く、一種の禁忌領域であることを知らされるのであった。

なんでも80年ほど前に城主であったキーガン卿が突如狂気に冒され、城の住人たちを惨殺せしめるという事件が起き、帝国の崩壊ですでに中央権力が及んでいなかったこの地域に新しい城主が配置されるということもなく地震や雨風によって崩壊している廃墟となっているらしい。


「狂った城主が城内の住人をブレスで惨殺したんだ?」
「なんでブレスなんだよ」
「“なーらーべー!その3×3のマス*1になーらーべー”」
「“無理やり入り込む状態”になれば1マスに複数人はいるよ」
「“つーめーろー!なーらーべー!つーめーろー!”」


うん、悲劇だ。



そしてシャドウフェル城。

DM「地上部分にはめぼしいものはない」
「「「判定なしか!」」」

地下への階段があり、地下施設だけが残っている様子。
降りていくと第1遭遇開始。

階段をまっすぐ降りた先には部屋があり、4方向にのびる通路が接続。
階段から入った正面の通路の入り口に武装したゴブリンが1体、こちらに向かって威嚇の声を上げている状態で、ほかにも仲間がいるようだが通路の奥に潜んでいるのか姿は見えない。

イニシアチブをとったフェンカが部屋を突っ切ってゴブリンに飛び掛るが部屋の中央には落とし穴。
10fの落下ダメージは<軽業>で回避するものの穴の底にはラットスウォームが待っている。
この後、フェンカは穴の中でネズミにチュッチュされる仕事に終始。


雑魚は出現せず、ハンドクロスボウを持ったゴブリン(砲撃役?)と近接とジャベリン投擲のゴブリン戦士が2体ずつ。

通路の奥で遮蔽をとったり横道から襲撃してきたりと被ダメは多目ながらもギルモアとヒロウシが前線を構築してなんとか撃退。
スウォームがダメージを半減*2するため、撃破役を封じられていたこともあり火力がばら撒けない。
さらに筋力ビルドではないアヴェンジャーが落とし穴に落ちてしまったので穴から出る<運動>判定が絶望的といううまいというかまずい組み合わせを踏んでしまった。。。


その先を進むとなにやらドアの多い通路の先。突き当たりが部屋らしく、中に数体の何かが居る気配はする。
考えても仕方ないのでドアを開け、これまたイニシアチブをとったフェンカが部屋に突入。
どうも拷問部屋らしく、それっぽい器具がいくつか置かれてある。

手近な弓ゴブリンに突撃をかけるが命中はなし。
さらに囲まれてフルボッコで最初のラウンドでフェンカはスタン。

続いて部屋に突入したシラタキのマジェスティックワードで戦線に復帰するがフェンカは重傷状態をキープ。

ヒロウシが飛び込んでマークをばら撒き、遠隔武器を持ったゴブリンを叩く。
ギランの複数目標への攻撃で敵陣にあっというまに重傷マーカーが増えて、部屋のリーダーである拷問吏を中心にダメージを与えてこれも沈黙させる。

拷問部屋の奥には1体のゴブリンが牢につながれているのを発見。
逃がして欲しいというのでダンジョンの先の様子を聞きだし、戻った通路にあった両開きのドアを開かせて解放。

開かせた両開きドアを進むと第3遭遇勃発。
カーテンで区切られた部屋があり、どうやら居住スペースらしい。

部屋の手前では見張りらしい2体のゴブリンがテーブルでトランプに興じているので、先制をとったヒロウシがこの2体に接近し、テーブルにあった呼び鈴を奪い取る。
シタラキの援護を受けてギルモアとフェンカも2体のゴブリンに接近してすみやかにこれを排除。

音を聞きつけてやってきたゴブリンをカーテンを挟んで撃退する。
数は多いものの雑魚が混ざっており、ギランとヒロウシが手際よく雑魚を撃退。

回り込む形でギルモアとフェンカが戦場を横からも押さえ、ゴブリンたちは総崩れになる。
1体の捕虜を捕まえるものの、居住区の奥に居たゴブリンのボス「太っちょバルグロン」は隠し通路から逃亡。

ボスが逃げた方面を探索を進めていくと第4遭遇。
すでにバルグロンは逃げてしまっているがゴブリンが“採掘所”と呼ぶ掘り返された部屋に出る。


採掘所では、ガードドレイク(でっかいトカゲ)とゴブリンの弓兵が待ち構えているが、床を掘り返しているので高低差のある嫌な地形。はしごで昇り降りしたり高所は渡し板をかけていたり。


DM「で、ガードドレイクがこことここにいるわけです。コマの画像はカエルですがまぁ爬虫類ってことで」
「「「カエルは両生類だろ!」」」


DM「渡し板は固定されてないので外すことができます」
「なるほど」
DM「ただし、ガードドレイクは渡し板を外すことはできません」
「そりゃそうだ」
DM「はしごを倒したり、外して別の場所にかけることができます」
「ほうほう」
DM「ただし、ガードドレイクははしごを倒したり別の場所にかけることはできません」
「しつこいよ!」


遠隔攻撃を嫌がって、まずはガードドレイクをひきつけて遠隔ゴブリンからの遮蔽となる通路側で戦闘。
ギルモアが(例によって)前に出てガードドレイクを引きつけるが存外なダメージ。

この時点で回復力回数があと1回の撃破役フェンカはチキンに遠隔で攻撃。

高台から射掛けていたゴブリンも、シラタキ、ギランの遠隔攻撃で高台から動かずに倒される。

ガードドレイクを掃討したあとにフェンカ前進。
遠隔ゴブリンも抜刀して挑むが所詮は遠隔ゴブリン。順調にダメージを入れられて沈黙。

本日のセッションはここまで。


地形やらなんやらのトリックがあったりしましたが、撃破役を1人欠いた割には比較的安定して進めました。
次は2レベルになってさらに奥に進みます。


特技と汎用パワーが1個ずつ増えるのはかなり強力。フェンカは(やっぱり)使わなかった特技《愛の奇跡》*3を入れ替えようかな・・・。


ギルモアのTerk氏「特技でドラゴンブレス範囲を拡大しようかなー」

「“なーらーべー!その5×5のマスになーらーべー!つーめーろー!”」

「詰めたら100体以上入るぞ!イナバ物置も真っ青だな!」

*1:ドラゴンボーンのブレス範囲

*2:範囲攻撃には脆弱性あり

*3:あるパワーの攻撃のダメージを諦めて味方1〜2体に一時的HPを与える