古座川町平井

Dowa2011-10-07

昨日より少し涼しいもののやはり汗ばむ陽気でした。
午前中から両親と車で古座川町の奥にある、母方の実家のほうに行ってきました。

親戚にご挨拶などしてからお墓参り。
母方の祖母が亡くなってから初めてかも。柚子が特産の山間の集落です。

そこまでの道中で台風の爪あとがいたるところに見られました。
流された橋や数メートルの高さの橋のぎりぎりまで増水したと思しきゴミのひっかかかった橋。大きく削られて地形の変わった川原、崩れて寸断された道路、復旧に奔走する工事車両など。

しかし、それでも日常は徐々にその姿を戻し始めていました。


廃校になった小学校の離れの図書室を改装したレストランで昼食。
「うずみ」という郷土料理の定食。

椎茸と昆布出汁の豆腐のすましにご飯を落として食べるのですが、薬味に生のみかんの皮、ゴマ、しょうが、ねぎを使います。
みかんの皮の風味が新鮮。しょうがとも相まってなかなかにうまいものです。


近くの神社に参拝したあと、一枚岩に寄り道してコーヒーなどを飲んでから帰宅。
道中で撮りまくった写真をiPadに移して祖母宅(父方)に出向いて祖母に見せたところなかなかの暇つぶしになったようでした。

iPadのような手軽な再生機器がある昨今、写真を撮りまくってすぐに見返す、人に見せるというのはなかなか面白い趣向だと思います。

出歩けない祖母が知っている地形が台風で変わってしまった様子などを知らせ、わしの知らないその地形周辺の情報をもらうという高密度な情報交換。
これこそまさに winwin な関係ではないでしょうか?


夕飯は手巻き寿司。
戦利品の食器の梱包などをして明日夕方の帰路の準備など。